西安料理
羊肉パオモウ (C)SasakiToki
イスラム料理・シシカバブー
西安の名物料理といえば餃子。余談ですが、西安を通じてイタリアに渡った餃子がラビオリになったという説もあるそうです。西安の餃子といえば、さまざまな具を入れた色形の美しい餃子「餃子宴」です。「餃子宴」は、鐘鼓楼広場に面している老舗『徳発長』でいただけます。ただし、一般的な中国の餃子料理よりも値段はやや高め。予算は一人数千円となります。
餃子のほかにも次の料理が西安では有名です。
- 羊肉(牛肉)泡●(パオモウ)……牛肉や羊肉、野菜の熱々スープの中に、●(モウ)という丸く平べったいパンを小さくちぎり入れて食すイスラム風の食べ物
- 羊肉餅…羊肉の中国風ハンバーガー。香辛料が美味
- 羊肉串(シシカバブー)…清真料理(回族やウイグル族の料理)の名物
- 涼皮…米(一部小麦)を使ったビーフンのような麺。つるつるとした食感が最高! 一般的には醤油、お酢、唐辛子、ごま油などをかけて冷麺として食べるが、冬の寒い時期には炒めていただくことも
- 刀削麺…山西省の名物・小麦粉の固まりを刀で削った麺料理。曲がった包丁で削るため麺に薄いところと厚いところができ、それが独特の食感を生み出す。