初心者にも通にもおすすめのシネマ歌舞伎

「シネマ歌舞伎」とは、歌舞伎と映画の良さを合体させたもの。歌舞伎の魅力をよりわかりやすく身近に感じて欲しいとの思いから、松竹が2005年の「野田版 鼠小僧」より公開を始めたもので、2013年からは「月に一度の月イチ歌舞伎」で好評を博しています。 今回はそんなシネマ歌舞伎の魅力と、2018年のシネマ歌舞伎スケジュールについてご紹介します。

■セリフもはっきり、表情もくっきり。

シネマ歌舞伎の魅力は、なんといっても「よく聞こえ、よく見え」ること。いつもお財布の都合で遠いところからしか見られなかった方は、演者の表情の違い、息遣い、衣裳の刺繍からセリフの抑揚まで、はっきりとわかることに感激するでしょう。今まで見ていた歌舞伎とはまた違う新たな魅力を発見する人もいるでしょうし、歌舞伎を初めて観る人には、歌舞伎への入り口としてとてもおすすめです。
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坂東玉三郎の二人藤娘


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歌舞伎座捕物帖


■時間も短く、値段も安い。
生の歌舞伎は一度に3~4演目と長丁場なこともあり、初心者やお年寄りは疲れてしまうかも。でもシネマ歌舞伎は1~2演目で2時間ほどの上映時間。チケットも2000円ほどで、気軽に「ちょうど良く」楽しむことができるのです。

■今は亡き名優の至芸を観ることができる。
たとえば「法界坊」「野田版鼠小僧」などの作品で、舞台を狭しと躍動する在りし日の十八世勘三郎を堪能することができます。

もちろんライブで観る歌舞伎はすばらしいですが、亡くなった俳優の舞台を生で観ることはできません。故人の至芸を観られるのもシネマ歌舞伎あってこそなのです。

■全国の映画館で観ることができる。
シネマ歌舞伎上映映画館は年々増え、全国の劇場で観ることができます。意外と多くの劇場で観られますのでどうぞご自身のお近くの劇場をチェックしてみてくださいね。