住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのポイント

新学期 子ども部屋の収納を考える

新学期がスタートしました。今は少々慌ただしい時期ではありますが、年度の変わり目の今こそ整理整頓が大切です。上手な収納術を身につけましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

6月1日は衣替え、4月は収納替え

6月1日になると、学校や職場の制服が一斉に冬服から夏服に替わる衣替えの風習があります。これは日本人の普段着が和服だった頃、この日を境に裏地をつけた「袷(あわせ)」から、裏地のない「単衣」に替えるという風習が残っているからです。

日本は年度の切り替えを4月にしているため、卒業、入学、引っ越しなど、就学児童を持つ保護者は何かと慌ただしいものです。しかしこの時期こそ、整理が必要です。

主にどんなモノが増える?

◎幼稚園から小学校へ入学する
学習机、ランドセル、上履き、替え洋服類、学校教材類、自転車、アウトドア用具類、ベッド など

◎小学校から中学校へ入学する
制服、替え洋服類、カバン、通学靴、運動靴、学校教材類、クラブの用具、本棚、小学校時代の作品、アルバム等、趣味的なもの など

一言でいうと、幼稚園から小学校に入学する時は、学習机と椅子、ベッドなどの家具が入ってきます。小学校から中学校に入学する際は、家具などが増えることは無くなりますが、細々とした雑多なものが増えてくるようです。

子ども部屋の収納と一口に言っても・・・

子ども部屋の収納といっても、実にさまざまです。小学校低学年であれば、まだ自分で管理をしていくことは無理でしょう。しかし子どもと一緒にある決められた整理法をすることで、自然と整理術が身についていきます。中学生になれば自分で管理することもできるようになります。それには、収納に対してある大きな考え方を持っていることが大切です。

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