タブレットPC/タブレット・電子書籍端末の選び方

どのタブレットが良い?各機種のメリット・デメリット(3ページ目)

手頃なサイズの7~8インチサイズのタブレットは、数多くのバリエーションがあり激戦区です。ここには、Apple(iPad)、Google(Androidタブレット)、Microsoft(Windowsタブレット)も参戦しています。どこも自社の優位性をアピールしていますが、似た見た目のうえに、できることも似ているので、買おうとした時に、どのタブレットを選べばよいのか分かりづらいですよね。

傍島 康雄

執筆者:傍島 康雄

タブレットPCガイド

端末価格とハードウェアの比較

次は、価格とスペックを見ていきます。

ハードウエアのスペックを比較して、優劣を付けるつもりはありませんが、理解を深める手がかりになります。

・Apple iPad mini Retinaディスプレイ
価格:6万1800円(64GB)
ディスプレイ:7.9インチ(2048x1536ピクセル)
CPU:A7プロセッサ 1.3GHz
メモリ:1GB
ストレージ:64GB
大きさ:200mm x 134.7mm x 7.5mm (H x W x D)
重さ:331g

・Google Nexus 7
価格:3万3800円
ディスプレイ:7インチ( 1920x1200ピクセル)
CPU:Qualcomm Snapdragon S4 Pro, 1.5GHz
メモリ:2GB
ストレージ:32GB
大きさ:200mm x 114mm x 8.65mm
重さ:290g

・ASUS VivoTab note 8 価格: 49,800円
ディスプレイ:8インチ(1280×800ピクセル)
CPU :Intel Atom Z3740 1.86Ghz
メモリ:2GB
ストレージ:64GB
大きさ:220.9mm x 133.8mm x 10.95mm
重さ:380g


どのタブレットも気持ち良く使えて、動作速度に不満を持つことはありません。また、取り回しに苦労するサイズではありませんが、重さに関しては、Nexus 7とVivoTab note 8では、100gの違いがあります。これは、iPhone 5s(112g)1台分の重量差です。両方を手にすれば、差が実感できますが、どちらかしか使っていないのであれば問題ありません。

Nexus 7の価格は3万3800円です。コストパフォーマンスの高さは、郡を抜いています。取り上げたのは32GBモデルですが、16GBモデルは2万7800円で、より買い求めやすくなっています。
コストパフォーマンスに優れるNexsu 7

コストパフォーマンスに優れるNexsu 7

価格が4万9800円のVivoTab note 8には、さらに安い32GBモデルがあります。これは、標準で空き容量が少なく、容量不足に頭を悩ませることになるので、64GBモデルが唯一の選択肢になります。Nexus 7は、他と比較するとストレージが32GBと半分の容量ですが、映像や音楽を持ち運ばなければ十分です。使い方によっては16GBモデルでも容量不足になることはありません。これは、iPad miniも同様です。価格で分が悪いのは、iPad miniです。64GBモデルになると、6万円台になり、安いノートパソコンが購入できてしまいます。

最も分かりやすいのは、ディスプレイの解像度です。iPad miniのRetinaディスプレイの高精細さを説明するまでもありませんが、これに慣れると、VivoTab note 8のディスプレイは荒さが目立ちます。

次のページでは、道具としてみたタブレットをご紹介します。
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