肩こりを解消するヘルシー献立レシピのポイント
少しづつ春の気配が感じられるようになりましたが、まだまだ寒い日も続き、体の血行が悪くなる季節です。テストや受験、仕事で同じ姿勢のままデスクワークにはげんでいる方も多いと思いますが、長時間続けると体の筋肉がこわばり血行を悪くして肩こりを招く要因になります。今回は肩こりを解消する献立レシピをご紹介します。体を温め、疲労を回復し、筋肉をほぐすのに効果的な食材を活用したレシピです。ぜひお役立てください。
コラーゲンは関節の動きをスムーズに
コラーゲンは肌を活性化させる働きもあります
かじきや鶏皮に含まれるコラーゲンには関節の動きを円滑にさせ、血行を良くする働きがあります。コラーゲンは栄養や酸素を細胞に運搬したり、老廃物や二酸化炭素を運び出したりする機能もあります。
クエン酸で疲労回復!
旬の果物や野菜をとりいれて
果物や酢に含まれるクエン酸には、疲労物質である乳酸を血液から代謝させ、体をすっきりとさせる働きがあります。今回は旬の果物のいちごをデザートにし、冷ややっこのネバネバソースに酢を加えることによってクエン酸をとりこんでいます。
ネバネバ食材で体の動きを円滑に
ムコ多糖類には様々な効能があります
納豆、山芋、れんこんなどに含まれるネバネバ成分、ムコ多糖類は関節や筋肉など体のあらゆる組織の動きを円滑にし、骨を強くします。またカルシウムの吸収を促進し強い丈夫な体を作ります。
ビタミンEで血行を良くしましょう
アンチエイジング効果もあります
ナッツや大豆、緑黄色野菜の中に含まれているビタミンEには、末梢血管に作用し血のめぐりを良くする働きがあります。よって筋肉の緊張をほぐす作用もあるので、肩こりを和らげることができます。
野菜を意識的にとりましょう
香味野菜を料理に活用させましょう
玉ねぎやニンニクなどの香味野菜に多く含まれているアリシンは血液循環をスムーズにさせるのに欠かせない物質です。疲労回復に役立つビタミンB1は玄米や大豆、豚肉やうなぎなどに多く含まれ、アリシンと一緒に体内にとりこむとさらに疲労回復効果がアップします。淡色野菜や果物に多く含まれるビタミンCはビタミンEの働きをさらに助けます。
それでは、これらの食材を使った肩こりを解消するヘルシー献立レシピをご紹介します>>