作詞に作曲
ガイド:春を歌った「ハルおどる」は、おかぴーさんの作曲ですね。この曲は、詞があって作曲をしていったのですか? 作曲する上で特にこだわった部分とか、ありますか?
おかぴー:
私は基本メロせんなのでAメロから肉付けして作っていきました!私は作曲するときに特にBメロにこだわりがありますが今回も「春うららか~」のところを日本の春をイメージして作りました! 歌詞もある程度作ってたものにBANANA ICEさんがアレンジしてくださいました!
ガイド:
「夏のいいわけ」は、マリカさんの詞に岡田さんが曲をつけた物ですね。夏の縁日の風景が浮かびます。作詞する上で、先ずは「夏」をテーマに(まだ、冬ですが…)しようと決めて、広がっていったのですか?
マリカ:
順序的には、岡田さんの曲にわたしが詞をつけたというかんじです。夏の終わりをテーマにというお題があり、そこからイメージを膨らませて書きました。正直わたし自身は当初、ヒナタにうたってもらうつもりだったので、主人公はヒナタのイメージです。楽しい夏の終わりのさみしさや気だるさと、ヒナタが部屋でごろごろアイスなめてるイメージ。呑気なようで本気で切ない、そういうのが、新チロリンに似合うなあと思って。
ガイド:
1曲目はヒナタさん、2曲目はおかぴーさん、3曲目はマリカさん、4曲目の「ストロベリー・アーミィ」はあいりさんがヴォーカルと、新・チロリンは全員がリードをとる民主的組織に見えます(笑)。作詞作曲に絡んでいる場合は必然的に決まるのだと思いますが、誰がどの曲を歌うというのは、岡田プロデューサーの采配で決まるのですか?
マリカ:
そうですね。そうなっています。でも我ながら、声質やメンバーの持つ色味とピッタリ合うから、岡田さん、さすがです。
あいり:
それぞれに合った曲を岡田さんが選んでくれてます。あいりは基本毒っ気のある曲(笑)。そう言って提供してくださいました(笑)。
「ストロベリー・アーミィ」は、タイトル的にも「チョコレート戦争」のアンサーソングにも聴こえますね。
マリカ:
たしかに、いわれてみればそうですね。女の子は日々戦争なのでしょうかね。髪型が決まらないだけで鏡と戦いますもんね。
ガイド:
あいりさんの作詞作曲の「そんなバナナ」には、初期衝動を感じます。どんな状況でこの曲が出来上がったのですか?
あいり:
これは小学生の時に、兄と”知ったかゲーム”をしてるときに勝手に作っちゃいました。やっぱり兄の方が知ってることの方が多いので悔しくて“この歌知ってる?そんなバナナって歌!” 兄“知らねーよ!なんだよその歌。歌ってみろよ(笑)。” あ ♪~~~的な感じで出来上がったのがあの曲です(笑)。それが意外にも兄が大爆笑。人を笑わせるのが大好きだったから、学校でも歌ったりして笑いをとってました(笑)。
ガイド:
ヒナタさんは、デビュー・アルバム『Chit Chat Ciroline』では、「Please」の作詞をされていましたが、今回は曲作りには参加されていませんよね。今回はちょっと休憩ですか?
ヒナタ:
「Please」が始めて作詞した曲で、そんな悩まずにかけたんですけど今回はお休み(笑)。
ガイド:
最後に今後の活動や抱負についてぜひここで話せることがあれば、教えてください。
ヒナタ:
頑張れるとこまで頑張ってみたいです!
マリカ:
個人的にはもっとたくさん作詞がしたいですね。わたしのみる新チロリンを、今回は四季がテーマでしたが、いろいろなテーマのなかで書いてみたい。たとえば色とか。色鉛筆やクレヨンみたいなアルバムなんて、ちょっといいな、とおもいます。
あいり:
新しいアルバムにもそれぞれの個性がぎっしり詰まってると思います。聴いたら元気になる曲もいっぱいあるので是非聴いてみてね!「そんなバナナ」も入ってるので、覚えて1人の時に口ずさんでみてください。人前で歌ったらウケ狙えるかも(笑)! これからも応援よろしくお願いします。
おかぴー:
どうぞこれからも新・チロリンに、どっぷり癒されてください!よろしくお願い致します!
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