これらの商業施設のコンセプトは『日本を賑わす日本橋』、日本橋地域の活性化と街に新たな魅力を創造する『日本橋再生計画』を推進している三井不動産が手掛けています。
今回の商業施設開発では、思わず歩きたくなるような景観デザインや店舗配置になっています。それでは、『歩いて楽しい街並み』、『通り』に注目した夜景をご紹介します。合わせて歴史を刻む名建築も楽しんでみてください。
商業施設のオープン&リニューアルで魅力が増す日本橋
『COREDO室町2』『COREDO室町3』、『COREDO室町』『日本橋三井タワー』
江戸桜通りを挟んで向かい合う『COREDO室町』と『COREDO室町3』。中央通りから撮影
『COREDO室町』とオープンする『COREDO室町2』『COREDO室町3』の側面が道路に面した『江戸桜通り』は、今回の開発で日本銀行本店から続く桜並木を延伸し、歩道が拡幅されました。今までは人気(ひとけ)の少ない裏通りという趣でしたが、オープンテラスで桜並木を眺めながら食事を楽しめる素敵なエリアに生まれ変わっています。路面店にはカフェテラス『カフェ エメ・ヴィベール』(コレド室町)などが配置され、オトナのデートに特にオススメしたい通りです。
■夜も華やかに生まれ変わった『仲通り』(通りを挟んでCOREDO室町、COREDO室町2がブリッジでつながる、中央通りに並行する通り)
今回、電線類の地中化や石畳の整備が行われた仲通り。建物の外観は暖簾や行燈などをモチーフに和テイストでデザインされました。
仲通りに面した1階店舗として、神田で人気のワインバルの姉妹店『VINOSITY maxime』(コレド室町2)やクラフトビールブームを牽引し、虎ノ門・神保町・淡路町に続く4店舗の出店となる『クラフトビアマーケット』(コレド室町)など深夜営業をするダイニング・バルが夜も人を惹きつけます。
歴史・伝統・革新に満ちた日本橋の街を歩こう! 新施設とレトロ建築、『通り』がもたらす街の賑わい
中央通りの夜景 手前左は三越新館
規模も大きく圧倒される『三井本館』と『日本橋三井タワー』
『三井本館』(昭和4(1929)年築)は、三越本店の隣に現存し、国重要文化財にもなっている壮大な近代建築です。今回、その高さ約100尺(約31m)に合わせて各施設の低層部ラインを統一し、街との一体感、美しい景観を演出しています。まさに新旧建築融合の好例といってよいでしょう。
メインストリートの顔となる老舗店舗や『千疋屋総本店』と『マンダリン オリエンタル 東京』によるオープンカフェが通りを彩ります。
■コレド一覧
コレド室町アクセス:東京メトロ半蔵門線・銀座線『三越前』駅直結(A6番出口)
JR総武線快速「新日本橋」駅直結
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1
3つのコレド室町グランドオープン記念イベント『桜フェスティバル』
〈桜ライトアップ〉開催日時:2014年3月20日(木)~4月6日18:30~23:00
歴史的建築及び新施設の6施設で桜色のライトアップを実施。合わせて仲通沿いには、約100個の提灯と行燈(あんどん)が灯り、江戸情緒あふれる期間限定の夜景が出現します。
〈夜桜オープンバル〉
・仲通りは2014年3月21日(金)・22(土)・23(日)に開催
・江戸桜通りでは飲食店舗の屋台も展開:2014年3月22日(土)・23(日)開催
他にも、日本橋の歴史や文化をコンセプトにした『大暖簾』が飾られたり、お得なクーポン券でお店を回遊できるイベント『ニホンバシ桜バル』(3月31日(月)~4月6日(日)なども開催されます。
日本橋の歴史・文化を活かし、『新展開を図る店舗』と日本橋地域をさらに賑わすシカケが詰まった新たな商業施設。街の景観とともに味わってください。
次のページでは、日本橋三井ホールで3月に開催されるアート展『江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ』をお届けします。