防犯/子どもを犯罪から守る

子どもの防犯「ちょっと来いに油断すな!」(3ページ目)

子どもが連れ去られる事件が相次いでいます。何日も行方不明になるなど、家族にとっては生きた心地がしない恐怖を味わいます。子どもは体が小さいために連れ去られやすいのです。子どもは1人でいる時を狙われるので、警戒の仕方をしっかり伝えましょう。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

声かけをさせない警戒心

親子で確かめ合おう

親子で確かめ合おう

「ちょっと」と声をかけられてから判断するより、まずは声をかけさせない警戒心を持つことが大切です。子どもを狙う人物は状況を見ています。周囲に人がおらず、子どもが1人で歩いているところが、彼らの狙う場面でしょう。

文房具などの買い物や、塾帰り、友だちの家や図書館、児童館、学童保育などから子どもが1人きりになるシチュエーションが危険です。保護者が迎えに行ければよいのですが、なかなかそうもいかないでしょうから、子ども自身に警戒のしかたを伝えてあげましょう。人に伝えるためにはまず自分が出来ることが前提です。

「下を向いて歩かない」「自分の目と耳を使って周囲を見て気配を知る」「出来る限り早足で歩く」少なくともこの3点を守って歩くだけでも、不審者を寄せ付けにくくします。そして、怪しい人物を先に見つけて、安全な場所に逃げるように行動するのです。これは男女年齢を問わずに実践していただきたいことです。

今までの自分の歩き方をよくかえりみてみましょう。下を向いたまま、イヤホンをしたまま、スマホなどをしながら歩いていないかなど、無警戒、無防備な状態で歩かないことが自分の身を守る第一歩です。
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