マレーシア/マレーシアのモデルプラン

クアラルンプールと古都マラッカを満喫する3泊5日(4ページ目)

約600年前にマレーシア初の王朝が誕生した古都マラッカ。西洋と東洋の文化が織りなすエキゾチックな街マラッカと、首都クアラルンプールを3泊5日で楽しむプランをご紹介します。場所によってガラリと表情を変える多民族マレーシア。ここは本当に同じ国?という驚きこそ、マレーシアの醍醐味なのです。

古川 音

執筆者:古川 音

マレーシアガイド

4日目 クアラルンプール

国立モスク

国立モスクは公共の交通機関LRTでアクセスできる。幾何学模様に彫刻された大理石とカラフルなステンドグラスが印象的

大都会クアラルンプールは街ブラに向いていません。車の行き交う道路を注意して歩かなければいけないので、景色を楽しむどころじゃないのです。あれもこれもと欲張らず、目的の場所を1つに決めて、ピンポイントで向かいましょう。

まず朝食には、マレー系屋台の「ナシレマ」(ココナッツミルクで炊いたごはんにチリソースを添えた料理)か、インド系屋台の「ロティチャナイ」(平べったいパンをカレーで食べる料理)。お腹が満たされたら、街にGO!

観光派にオススメなのが、イスラム国家を体感できる国立モスク(マスジットネガラ)。そこから徒歩圏内のイスラム美術館も、幾何学模様で彩られた美しい建造物が見事です。ミュージアムカフェも一見の価値あり。

>>クアラルンプールの観光 

ピーターホ―

チャイナタウンにあるマレーシア人デザイナーの雑貨店ピーターホ―

ショッピング派なら、チャイナタウン、またはインド人街へ。日常使いのできる可愛いい雑貨を探したいなら、チャイナタウンにある「ピーターホー」がいちおし。お土産店のならぶセントラルマーケットも楽しいです。料理のスパイスやカレー系のキッチン用品を手に入れたいならインド人街へ!

>>クアラルンプールのお土産 

 

エステ派は、ショッピングモールやホテルにある優雅なマッサージで存分に癒されましょう。相場は150~220リンギ(4500円~6600円/1時間)。街のマッサージ店なら60~100リンギ(1800円~3000円/1時間)ほどです。

ジャランアロー

ブキビンタンにあるアロー通り、屋台街

とうとう最後の晩餐。アジアの喧騒に包まれたいなら、アロー通り(ジャランアロー)の屋台街で、タイガービールと中華系料理で乾杯。ディープな屋台料理で締めくくりたいなら、マレー人の居住区カンポンバルでマレー系料理に挑戦しましょう。

>>クアラルンプールのマレー料理レストラン
>>クアラルンプールの中国料理レストラン 
>>クアラルンプールのインド料理レストラン

 

5日目 クアラアルンプール→羽田着

スーパー

BOH TEHというマレーシア産の紅茶はお土産に人気

マレーシアから日本への直行便は夜発もありますが、このプランでは翌日からバリバリ働くと想定して、お昼過ぎの直行便で帰国。この日は観光する時間はありませんが、ホテル近くのスーパーで買い物はできます。

>>スーパーで買うマレーシアのお土産 

14:30発のエアアジア便は、夜の22:30に羽田に到着します。税関を通って荷物を受け取ると終電ギリギリの時間なので、羽田から家が遠い人は、足の確保をしておきましょう。

最後に

このプランは、1日の仕事を終えて金曜の夜便でマレーシアに飛び、火曜の夜に帰国することを想定しています。つまりこのプランなら、月曜と火曜の2連休を取れば旅を満喫できるというわけです。もし1日しか休めない場合は、クアラルンプールを1泊に減らして2泊4日に挑戦してみてください。これでもけっこう楽しめますよ。

歴史の息づく街、マラッカ。経済発展を遂げた大都会、クアラルンプール。そこにマレー、中国、インドと3民族それぞれの文化が重なり、多種多様な顔に。1回の旅でそのすべて体験することは不可能です。あそこにも行きたかったナ……、あれも食べてみたかったナ……。そんなふうに後ろ髪を引かれる気持ちになれば、その旅は成功! マレーシアの別の顔に出会うために、またマレーシアに訪れて下さい。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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