3日目 峨眉山~楽山/楽山大仏観光~成都
楽山大仏。おだやかな表情に見ているだけで心和む (C)AbeMie
楽山大仏は唐代に造られた大仏で、近代以前に造られたものでは世界最大。峨眉山と併せて世界遺産登録されています。高さ71メートル、頭部だけでも長さ約15メートルもある巨大な磨崖仏(石仏)で、東大寺の大仏の約5倍! あまりにも巨大で地上から全体像を拝むことはできず、長江の支流、岷江に浮かぶ船に乗らなければならないほど。海通という僧が水運の安全を願い、90年の歳月をかけて完成したと伝わっています。
楽山大仏観光が終わったら、成都へ移動です。肖【土霸】旅游客運中心(肖【土霸】旅游バスセンターから成都行きのバスに乗ります。バスは7~19時までの間に30分に1本、所要時間は約2時間。
4日目 成都観光/パンダとのふれあい~九寨溝
愛くるしい表情とゆったりした動作がなんとも愛くるしいパンダ
保護・繁殖・生態研究のために設立された中国国内有数のパンダ研究機関 (C)AbeMie
観光が終わったら、飛行機で九寨溝へ移動。九寨黄龍航空から九寨溝国家級風景名勝区へはバス(45元、所要時間2時間)も出ていますが、人数が揃うまで出発しないなど不便なので、タクシー(所要時間1時間半)でも、300元弱(約5000円)ほどなので、タクシーでの移動がおすすめです。
この日は九寨溝国家級風景名勝区で宿泊です。
5日目 九寨溝観光
九寨溝。中国を代表する世界遺産の一つ (C)tabata takehisa
6日目 九寨溝~黄龍/黄龍観光~九寨黄龍航空~成都
黄龍。パンダや金糸猴の貴重な生息地としても有名 (C)tabata takehisa
九寨溝と共に世界遺産に登録される黄龍は玉翠峯の山麓の湖沼群。大小の湖沼が棚田のように、約7キロにわたっておよそ3400個も連なっています。中でも一番の見所・五彩池」は、時に黄色い龍の鱗のように輝きを放ち、そのことからここ一帯が「黄龍」と名付けられたと言われています。五彩池の標高は3700メートル。ロープウェイを利用しても片道1時間弱のハイキングとなり、かなりハードです。途中に酸素吸入のできる休憩所が用意されているので、上手に利用しながら、のんびりペースで歩いていきましょう。
観光が終わったら、黄龍からタクシーで直接九寨黄龍航空へ。所要時間は約1時間半、料金200元程度(約3500円)です。四川最後の夜は、成都で宿泊です。
7日目 成都~日本
日本人にとって四川料理と言えば麻婆豆腐。本場の味をぜひどうぞ!
市内から成都双流国際空港までは約30分。市内観光を楽しむ方、飛行機の時間に遅れないよう気を付けてくださいね。