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司法書士試験の予備校の選び方(2)(3ページ目)

司法書士試験の予備校の選び方について、「教材(テキスト)」「受講形態の選択肢」「受講後の質問制度」という点からご説明します。

松本 雅典

執筆者:松本 雅典

司法書士試験ガイド


3. 受講後の質問制度

これを、予備校(講座)を選ぶ段階で気にされる方はほとんどいませんが、受講後にその重要性に気付くものです。受験勉強をしていると、理解できない箇所や疑問点は必ず出てきます。ライブ受講できる方であれば、講義終了後に講師に直接ご質問できますので問題ありませんが、ライブ受講以外の場合ですと、どのような質問制度となっているかが大きく普段の学習に影響します。
よって、講座を申し込む前に、以下の点は予備校に確認して下さい。


質問制度

質問制度

1. 質問制度の形式
「メールで質問する」「質問用紙を郵送又はファックスする」「SNS(ブログなど)を使用する」など、予備校(講座)によって多様な形式があります。

2. 質問の回答者
担当講師自身が解答するのかを必ず確認して下さい。予備校(講座)によっては、スタッフが回答する場合がありますが、講義をしていないスタッフですと、的外れな回答となってしまうことがほとんどですので、できる限り講師自身が回答する予備校(講座)を選んで下さい。

3. 質問の回答までの所要時間
質問をしてから回答がくるまでの時間は、予備校(講座)によってまちまちです。即日~2日程度で回答がくる場合もあれば、2週間~1か月程度かかる場合もあります。質問から「2週間後」や「1か月後」に回答をもらっても、質問したことさえも記憶になくなっています。よって、回答がくるまでの時間が早い予備校(講座)を選んで下さい。


2つの記事にわたって司法書士試験の予備校を選ぶ判断基準となる要素をご説明してきました。意識していなかった点もあると思いますが、受講開始後にその重要性を実感するものですので、この2つの記事に記載したことは、予備校(講座)を選ぶ前にご確認されることを強くお薦めします。
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