今回の記事は、前回の司法書士試験の予備校の選び方(1)という記事の続きです。前回の記事をお読みでない方は、前回の記事もお読み頂ければ幸いです。

司法書士試験を目指すに当たって、「独学」ではなく「予備校」を選択した場合にど、のような基準で予備校(講座)を選ぶのかということで、前回の記事では以下の3点についてご説明しました。


予備校(講座)の判断基準となる要素1

予備校(講座)の判断基準となる要素1



今回の記事では以下の点についてご説明します。


予備校(講座)の判断基準となる要素2

予備校(講座)の判断基準となる要素2



1. 教材(テキスト)

教材は、予備校(講座)によって異なります。

なお、ここでいう「教材」とはテキストのことを指します。テキスト以外の教材としては、六法や過去問などがありますが、これはどの予備校(講座)を選んでも大差はありません。六法は基本的には予備校ではなく一般の出版社が出版しているものです。また、過去問は、たしかに解説は各予備校が作成したものですので異なりますが、過去問で重要なのは解説ではなく問題です。問題は、過去に本試験で出題されたものですので、どの予備校でも基本的に同じものとなります。

よって、予備校(講座)によって大きく内容が異なる「テキスト」がどのようなものであるかが、予備校(講座)を選ぶ判断基準となります。

テキストの良し悪しを判断する要素には、当然、「わかりやすさ(読みやすさ)」があります。実物のテキストをご覧になれるのであれば、実物をご覧になり、数ページお読みになってみて下さい。

もう一つ大きな要素があります。「わかりやすさ(読みやすさ)」以外に重要となることとして、意外と意識されていないことが、以下のことです。

講義を担当する講師がどの程度そのテキストの作成に関わっているか

講義は、テキストを基に進んでいきます。そこで、担当講師が理想とするテキストとなっていない場合には、講義自体が質の低いものとなってしまいます。講師には、それぞれ自身の思考過程があり、その思考過程にそって講義を進めていきます。そこで、テキストが思考過程にそぐわない知識の掲載順序となっている場合には、講義も論理的なものでなくなり、受講しているほうも理解がしづらくなります。

よって、担当講師が、講座で使用するテキストの作成にどの程度関わっているかを事前に予備校に確認して下さい。担当講師が書いたテキストを使用する、又は、担当講師が知識の掲載順序をすべて決めているテキストを使用する講座が理想的です。予備校(講座)によっては、強制的に使用しなければならないテキストがあり、担当講師が使用したくないテキストを講座のテキストとしているものもありますので、ご注意下さい。