カナダ生まれの新しい光、ＢＯＣＣＩ（ボッチ）(3ページ目)

職人の手作りガラスによる28シリーズ　

14シリーズに続いて発表された28シリーズは、またたく間に世界中の話題になりました。ちなみに28シリーズという番号は、Ｏｍｅｒ・Arbel（オマー・アーベル）の作品番号でもあります。

14シリーズがリサイクルガラスを使っているのに反し、28シリーズは職人による1つ1つの手作りガラスで出来ています。

Bocci社の敷地内にガラス工房を持ち、昔ながらの吹きガラスの工法で、吹いて膨らませた後、更に、今度は吸ってガラス内に窪みを作るという、非常にユニークなテクニックでシェードが作られます。

全工程が手作りのため、大きさや窪みの位置や深さなどが全て微妙に違うため、幾つかをまとめて使用することにより、このガラスを通す光は陰影に溢れ、見る人にぬくもりを与えてくれます。

1つ1つ手作りの為、基本色であるクリアーの他、グレー、ブルー、グリーンや赤などのスペシャルカラーも可能です。カラーバリエーションが豊富なので、組み合わせ次第でオリジナリティあふれる照明器具を作ることができます。

• Standard Collection 1つのフランジから同じ寸法のペンダントを下げ、リングでまとめてシャンデリアに形作るリングスタイルと、ランダムな長さに下げるランダムスタイルの2つの種類があります

• Custom Chandelier

灯具の数もケーブルの長さも空間に合わせてお好みでアレンジ出来る特注品です。


・Table Lamp

シリーズの中ではめずらしいスタイルです。3mのコードがついているので、床に転がしたり、センターテーブルにコロンと置いたり、生活シーンに合わせてフレキシブルに使用することできます。

細かい点ですが、コンセントコードにブラウンのかぎ編みのカバーがついているので、室内にコードが出ていても無機質にならず、インテリア性が高いと感じます。

次のページでは「38シリーズ」についてご紹介します。