インテリアの相談を受けると、必ずといっていいほど『狭いので広く見せたい!』という要望が上がります。日本の住宅事情では、広い部屋を望むのは難しいもの。やはり少しでも広く見せたいですよね。

広く見せるには、まずはすっきりと部屋を片付けることが大切ですが、その他にもコツがあります。今回は鏡&照明のマジックで広く見せる方法をご紹介します。

鏡マジックで広く見える

鏡は、部屋を広く見せるためによく使われるアイテムの一つです。ショップやレストランではよく鏡が使われているのにお気づきでしょうか。さほど広くないスペースでも、鏡を置くことで別の壁面が映りこみ、目の錯覚で実際以上の奥行き感を感じます。

部屋に鏡を置くならば、なるべくきれいな場所が映りこむ位置を選んで置くようにしましょう。戸外の緑や、きれいに飾った壁などが映るように配置するといいでしょう。

間違っても、ごちゃごちゃした場所が映りこまないように。鏡パワーで、汚さが倍増してしまいますから。

鏡をアートにして!

鏡を選ぶ時には、全体のインテリアイメージにあわせて鏡のフレームの色や素材を選んでいきましょう。

鏡
華やかな空間には鏡のデザインもデコラティブに。これは絵画用の額に鏡を入れ込んだもの。(画像:Retoro moddren 上海)
例えば、右の画像のように華やかでエレガントな空間には、金属使いでゴールドの色味をセレクト。フレームのデザインも、シンプルなものよりも、凹凸があってデコラティブな印象のものが合いますね。

反対にモダンでシンプルな空間には、飾りの少ないすっきりとしたデザインが合いますし、更に、グレード感を求めるならば、上質な木製や皮、金属製のフレームなどがぴったりです。

鏡
大ぶりな鏡が空間のアクセントに。フレームは高級感のある上質な木製をセレクト。(画像:ピナクル華山)
鏡は、部屋を広く見せるだけでなく、お部屋のアクセントとしても役に立つアイテムです。絵の代わりに大振りの鏡をアート感覚で掛けてもいいでしょう。

その際には、掛けるスペースとのバランスを見ながら、大きさを選んでいきましょう。右の画像は、ソファの大きさと同じくらいの鏡を選んで掛けていて、魅せ応えも十分ですね。

狭さ解消と身だしなみチェック!

鏡が大活躍する場といえば玄関。玄関は、他のスペースを優先して狭くなりがちなスペースでもありますから、鏡使いのテクニックはお勧めです。

玄関収納の扉を鏡に変えたり、姿見用鏡を取り付けることでぐっと広く感じます。また、広く見せるだけではなく、お出かけ前の身だしなみを確認するのも全身が映るくらいの鏡があると便利ですね。

しかし、鏡は重量がありますので、取り付けの際には下地がしっかりしているかどうか確認をしましょう。

鏡
左:玄関収納の扉を鏡に変えて。1間幅の玄関も実際より広く感じる。(画像:S邸)右:玄関をはいってすぐのところに設置したボリュームのある美しい姿見。目を引くポイントにもなって○。(画像:ピナクル華山)


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