4.色っぽいトークには緩急がある
話し方に「奥行き」をもたせることが色っぽいトークのカギとなります。
逆に、普段はゆっくり話す人が、仕事のプレゼンや会議では普段より速いペースでキリッとした話し方をしていたらどうでしょう? こちらはこちらで、凛とした色気を感じるでしょう。
つまり、話し方にギャップがあるだけで色気が出るということです。このギャップを見せることで、男性は色っぽいと感じます。前編でもお伝えいたしましたが、男性が色っぽいと感じるときは、そこに「妄想する奥行き」があるときです。服装から妄想するのも、話し方から妄想するのも同じ原理です。
話し方が一本調子の女性より、話し方に緩急がある女性の方が「妄想する奥行き」がありますよね。あるときまでは饒舌に話していたのに、ふと沈黙したり、何か考え事をしているかのようにゆっくりと言葉をつむいだり。そんな奥行きを会話の中にも感じさせられたら、男性はその女性を色っぽいと思うと同時に、その女性のもっと色々な面を見たいと思うものです。
5.キラースマイルを披露する
人を一番魅力的に見せるのは笑顔です。そして、その笑顔の中に「無邪気な色気」や「オトナの色気」が隠れているもの。実際に、ブリティッシュ・コロンビア大学の研究で、「男性は女性の笑顔をセクシーだと感じる」という結果が出ているほどです。では、ここで質問です。あなたは自分の笑顔に自信がありますか? 自信がないという人は、ぜひ鏡を見て笑顔の練習をしてください。にっこりするときは自然と「イ」と言うときの口の形になりますよね。基本的に「イ」と言うときの口の開け方でいいのですが、問題は口を開ける横幅です。口の横幅が鼻の底辺の約3倍になるように「イ」と言うときの形にすると、とびきりのスマイルの口元が完成します。そのとき、口角がキュッと上を向くように意識すると、きれいなスマイルになります。
口の形をマスターしたら、次は目です。口元が笑っているのに、目が笑っていないことほど怖いものはありませんよね。スマイルするときは、目を見開くのではなく目元の力をふっと抜いてください。この口と目がマスターできれば、あとはただただ微笑むだけです。
挨拶をしたときや、ふと目が合ったとき、お礼を言うときにものすごく可愛く微笑まれるだけで、とろけそうになるという男性すらいるのです。笑顔は想像以上に恋の炎を燃やします。ぜひ、キラースマイルを身につけて男性を骨抜きにしてください。
さて、前編・後編の2回でお届けした「色気の出し方5つ」ですが、この5つをマスターすれば色気が増し、恋の場面で引く手数多になることでしょう。色気がないとお嘆きの方はぜひお試しください。