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脱ガリガリ! メリハリある体を作る筋トレ法(2ページ目)

細くスリムな体はいつの時代も憧れの的。一方で、やせていても筋肉の少ない体は「ガリガリ」「貧相」というマイナス印象にもなりがちです。やはり適度な筋肉で体を引き締める方が、メリハリがあって健康的に見えますよね。今回は筋肉をつけてシェイプアップするための方法とエクササイズをご紹介します。

西村 典子

執筆者:西村 典子

アスレティックトレーナー / 運動と健康ガイド

◆脱メタボ! お腹ぽっこりとサヨナラする筋トレ法

腹筋運動

お腹を凹ますように意識して

■お腹ぽっこりには深部にきく腹筋を
年齢を重ねてくるにつれてどうしても体脂肪を溜め込みやすいお腹周り。こちらも筋肉を鍛えて引き締めることでお腹ぽっこりを改善させる効果が期待できます。アスリートのように腹筋を繰り返し行うというよりは、息を吐きながらゆっくりとお腹を引き締めるように腹筋運動を行います。膝を曲げた状態で手を太ももに沿わせる形でゆっくりと起き上がり、また元に戻ります。おへそをのぞき込むようにしながら10回程度から始めてみましょう。負荷に慣れてきたら15回、20回というふうに回数を増やしていくようにします。

■くびれを意識するにはサイドを狙う
「くびれを作る! 腰ひねり運動のメリット・注意点」でも紹介した、寝転がって横に足をあげるエクササイズは、お腹周りの特に横の部分を鍛えて引き締めます。寝ながらでも出来るのがいいですよね。

たるんだお知り美しい後ろ姿を作るお尻の筋トレ

ヒップリフト

寝転がったままお尻を引き締めよう

■たるんだお尻を引き締める
お尻は年齢とともに重力に逆らえずたるみがちになります。エクササイズを行うことでたるんだ筋肉をキュッと引き締め、見た目にもヒップアップさせたいですよね。膝を立てて寝転がった状態からお尻を浮かせ、横から見て膝・腰・肩のラインがまっすぐになるようにします。その状態を5秒ほどキープし、また元に戻します。10回程度行い、慣れてきたら回数を増やす、キープ時間を伸ばすといったことでエクササイズの負荷を上げていくようにしましょう。

■後ろ姿を美しくする後ろ歩き
広い場所がとれる場合は普段のウオーキングにバックウオーキングを取り入れるのも一つです。普段は体の前側ばかりを使って歩いていますが、後ろ歩きはお尻の筋肉や太ももの裏側を使わないとうまく歩くことが出来ません。また立った姿勢から足を後方に伸ばすように鍛えるだけでもヒップアップにつながりますよ。

一つ一つのエクササイズはそれほどむずかしいものではなく、気軽に出来るものばかりです。自宅でできるものも多いので、運動不足解消も兼ねて、メリハリのある体作りにチャレンジしてみませんか?
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