ローン利用予定者の過半数が「今より上昇する」
住宅ローン利用予定者に今後1年間の金利見通しを聞いたところ、昨年(2012年)10月までは「ほとんど変わらない」が半数以上を占めていましたが、2013年2月以降は「現状よりも上昇する」が過半数を占め、ユーザーの金利上昇感が強まっているのも事実です。住宅金融支援機構が2013年7-8月に行った「民間住宅ローン利用者の実態調査 金利タイプ別利用状況(速報)」によると、2012年に比べて2013年は変動型ローン利用者が54.5%→30%台と一気に少なくなってはいるものの、2013年5月前後の金利上昇時をピークに、変動型利用者が若干増加に戻っているのも興味深いところ。
おそらく前述したように、ローン金利が5-6月をピークに下落トレンドにあることと連動しているのかもしれません。