子猫が生まれるのはいつ?
産まれたての子猫の育て方
メス猫の発情期は日照時間に関係すると云われており、通常は1月の後半から9月頃までとされています。しかし、不夜城とも呼ばれる都会に住む猫たちにとっては、この発情→妊娠可能時期がズレ始めています。子猫の姿を見かけなくて一息つける、と思う時期なのに最近は妊娠している猫や子猫の姿を見かけるようになりました…。
一方、オス猫には決まった発情期はなく、近くに発情中のメス猫がいればいつでも「やる気OK!」です。
そんなこんなで…環境さえ許せば年に3~4回出産可能な猫たちは、場所によってはどんどん増えていきます。
飼い主のいない猫が生んだ子猫は…
生後2日目の子猫
猫の妊娠期間は約63日~66日程度です。母猫は通常3~6頭程度の子猫を生みますが、外で生活している飼い主のいない猫で無事に1歳を迎えられるのは1回に生まれた中の0~1~2頭です。
現在は、どこの地方自治体も積極的に猫の捕獲活動を行っていません。しかし、愛護センターで殺処分される猫の数は犬の約2倍近くにのぼります。そして、そのうちの8~9割は持ち込まれた幼い子猫なのです。
この記事は積極的に生まれたばかりの子猫を探してきて、子育てしてください、という趣旨ではありません。
もし、どこかであなたが幼い子猫と出会うことがあったときに…
もしかしたら、助けることができる「いのち」を前にしたときに…
役立てていただければ、と思います。
また、自分ではできない、と思われるのであれば、動物病院なり保健所にご相談ください。保護猫のボランティア活動をしている方々の手が借りられるかもしれません。
しかし、もし自分でそのいのちを助けたい、と思った時に、誰かの手を借りるのであれば、任せっきりにはしないでください。
幼い子猫を育てるには、ものすごい労力と時間と、そしてお金がかかります。
生後3週齢までは、2~4時間おきのほ乳と自力では排泄できないため排泄を促すお手伝いが必要です。面倒を見る人は子猫にかかりっきりとなり、ゆっくり寝ることも、まとまった時間家を空けることもできなくなります。
子猫が順調に成長するまでには、下痢をした、風邪をひいた、と何度も動物病院に連れて行かなければならないかもしれません。
子育てとは、想像以上にお金がかかるのです。
産まれたての子猫の育て方
子猫の新しい家族を捜す苦労も並大抵ではありません。ネットが普及してから窓口は増えましたが、それでも写真を撮って、里親募集のサイトにあげて~、子猫の問い合わせが来たときはそこが子猫の終の棲家として最適かどうか実際にお宅伺い確認をし…「ここだったら大丈夫ね」とお渡しした後でも、何かトラブル:猫が逃げた・飼い主として不的確なことが発覚した・等々:があったときは、その対応に追われます。
そして、何故かご縁が遠く大きくなっても行き先が決まらない子猫もたくさんいるのです。小さくてかわいらしいうちは人の目を惹きますが、大人猫になってしまうと、なかなか…という現状があります。
※筆者の個人的意見ですが、性格がわかっていて、安定している大人猫の方が初心者や高齢のご家族がいらっしゃる家庭では飼いやすいと思うのですけれど。ね。
手助けしてくださる方がいたときは、猫が好きでボランティアでやってるんでしょ、と気軽に考えないでください。
いのちを助けたい、と思ったときには、そのいのちに対する「責任」が発生します。
もし、新しいうちが見つからなかった場合は、自分のところで引き取る覚悟がなければ、本当は手を貸してはいけないのではないか?とも思います。
しかし、まずは今手を貸すことで生きるチャンスが増える子猫が居たのなら…。
このマニュアルが参考になることを願っています。
お尻の穴と陰部が近い方が女の子です | 離れている方が男の子です 子猫のうちは、陰嚢が目立たない子もいます |
子猫の月齢目安
飼い主のいない猫が生んだ子猫で栄養状態が悪いと、小さく痩せていることが多いので、実際の月齢より赤ちゃんと思いがちです。
発育状態によっては、下記の様な成長も遅れがちなので、おおよその目安としてください。
平均的な子猫の出生体重 | 90~110g |
匂いがわかるのは | 生まれた瞬間から |
ヘソの緒 | 生後2~5日の間に乾燥して取れる |
目が開くのは | 生後4~12日くらいの間。最初は目尻から開き始め、全開するのに3~5日かかることもありますが、目が開き始めてから目やになどで塞がってしまったときは、早急に獣医師に診せ手当を行ってください。 |
耳が聞こえるのは | 生後10日頃からふさがっていた耳の穴が開き始め、徐々に聞こえはじめます。) |
爪 | 生後3週ぐらいから爪を引っ込めることができるようになるまで、爪は出しっぱなしです。 |
歯が生えるのは | 生後3週前くらいから |
本来のアイカラーに変化するのは | 目が開いて1.5~2ヵ月過ぎまではキトンブルーと呼ばれる灰青色のアイカラーで、その後徐々に本来の目の色に変化していきます。 |
乳歯が抜けるのは | 生後3~6ヵ月の間に乳歯から永久歯に生え替わります。 |
1.保温
幼い子猫を保護した場合、真っ先にしなければいけないことは『保温』です。身体が冷え切っている場合は、40度くらいのお湯につけて、身体の中心から優しくマッサージして身体を温めてあげても良いでしょう。こまめに差し湯を行い、お湯の温度が下がらないように注意してください。またお湯から出す前に、部屋全体の温度を上げて温かくしておき、渇いたタオルで、こちらも身体の中心から外側に向かってマッサージするように水分を拭き取ります。ドライヤーで乾かすと乾燥しすぎることがあるので、温度と風量に注意してください。
※手足が冷えているので手足からマッサージ、と思いがちですが、身体を温めるときは必ず身体の中心からマッサージをしてください。
2.外部寄生虫のチェック
記事「ちっちゃいちゃん・頑張って大きくなる!」のちっちゃいちゃんのように、身体に卵が産み付けられていたり、ノミやダニがたかっていることが確認できたら、乱暴と思われるかも知れませんが、お湯などにつけて早急に駆除する必要があります。
背筋がぞっとするような過去の経験談ですが…
大昔、白黒灰色の色が混ざった子猫(これも赤ちゃんでした)を拾って、持ち上げてよく見たら~~
ぞぞ~~~っ!
黒や灰色と思った部分は、すべてノミ!実は白猫さんだったのです!
赤ちゃん猫はノミに血を吸われすぎて貧血を起こしていました。鳥肌サムイボを我慢して子猫を洗うと、ノミは一目散に穴という穴をめがけて行列をなして入ろうとします。それを予測して、まず子猫をお湯につける前に子猫の頭を触ると、ノミは一斉に身体の下の方に移動します。その後首の回りに洗剤をマフラーのように垂らし、お尻の穴にも先に洗剤をつけて、その後お湯に浸してノミを駆除しました。
※本来であれば、子猫に優しいシャンプーを使うべきですが、このような緊急事態の場合は、台所用の洗剤を使用します。これを使うと、ノミはその場でノックアウトできますから。市販されているノミ取りシャンプーではノミは死にません…。
今は安全性の高いスポットタイプのノミ取り薬がありますので、昔のようにいきなりシャンプーをしなくても済みます。ノミの駆除薬については、動物病院にご相談ください。
3.ほ乳
この子は生後8日目で目が開き始めました
子猫の体温が上がったことが確認できれば、次はほ乳です。元気な子であれば、それまでに「お腹空いた~~!」とぴーぴー鳴き叫んでいるでしょう。
ほ乳の回数は、生後2週齢くらいまでは2~4時間おきに、2~3週齢になると4~5時間おきが目安です。しかし、一気に飲んでくれない場合は、授乳回数を増やさなければならないこともあります。
【ほ乳に必要な道具】
●子猫用のほ乳瓶
ペットショップで販売されている犬・猫用ほ乳瓶の中には非常に乳首が大きなものがありますが、猫の乳首はそれほど大きくないのでできるだけ小ぶりの乳首がついたものを選んだほうが良いでしょう。また、子猫は吸う力が弱いので、最初にあいている穴だとミルクを十分に吸えない場合があります。この時は乳首の穴に爪楊枝を通して、先端の部分をほんの少しだけ切り取り穴を大きくしてあげてください。
しかし、今度穴が大きくなりすぎると子猫が吸わなくてもミルクが入りすぎて、誤飲し気管に入って肺炎を起こす可能性がありますので、乳首の穴を大きくする場合は、子猫がどの程度吸う力があるのかをよく確認してからにしてください。
ミルクを飲んでいる最中に鼻からミルクが出てくる時は、ミルクの出が良すぎるので、乳首の先の穴を小さいものと取り替えて与えてください。
針のついていない注射器やスポイドでも子猫に授乳することができますが、一気にミルクが入らないよう細心の注意が必要です。
●子猫用のミルク
子猫には必ず猫専用のミルクを与えてください。もし子猫用のミルクが手に入らないときは、一時的にスキムミルク(コンビニでも買えます)で代用しても良いでしょう。猫は乳糖を分解する酵素を持っていないので、牛乳を与えると下痢をするかもしれませんので注意してください。
子猫用のミルクは数社から発売されています。それぞれ缶に子猫の月齢にあわせた溶かし方・与え方が指示されていますが、弱っている子猫は濃すぎると消化できないことがありますので、最初は少量ずつ回数を増やして与えて様子を確認してください。問題がなければ規定量、もしそれ以上欲しがったらウンチの様子と相談して増やしてください。ミルクを溶かす濃度も、規定通りだと下痢をしたり脱水を起こすことがありますので、様子を見ながら加減してください。
●ミルクの飲ませ方
子猫の首を後から親指と人差し指で優しく支え、子猫の顔を上に向かせます。
子猫の口と気管が真っ直ぐになるようにして、飲ませると危険が少ないでしょう。この時、前脚が宙に浮くと不安がる子猫もいますので、タオルなどで土手を作りそこで子猫の前脚が踏ん張れるようにしてあげると、安定できるでしょう。
●ミルクの温度
通常母猫の体温は38~9度ですが、ミルクはそれよりも少し温かい40度くらいの方が良く飲んでくれます。
無理強いして飲ませないこと;一気に飲んで鼻からあふれさせたり、むせて気管にはいると肺炎を起こす危険がありますので注意してください。
これ以上飲みたくない、というところにくると子猫は舌で乳首を押し出そうとしますので、それを終了の合図と思ってください。
飲み残しを取っておいて、次の回に回さないでください。飲ませるときは必ず新しく作ったものにしてください。
使用後のほ乳瓶や乳首はきれいに洗ってください。
ほ乳が終わったら、子猫を立てて、背中を優しくポンポンと叩き空気を抜いてあげてください。
針が付いていない注射器で授乳中 | 飲んでくれないときに使う、胃カテーテル photo by G |
●飲んでくれない場合
飲む力もないほど弱っている子猫もいます。また、おかあさんのおっぱいではない!と頑固にほ乳を拒否する子もいます。
飲む力があれば、お腹が空けば最後に飲み始めますので根気強くトライしてください。
飲む力がない赤ちゃん猫は、1滴ずつ口の横から流し込んであげなければなりません。そして、できる限り早く獣医師に診せてください。少々乱暴な手ですが、注射器でお腹にブドウ糖を入れて脱水状態から回復させる方法もあります。
また、自力で飲めない子は動物病院で胃カテーテルで飲ませる方法を教わってください。一度先生に赤ちゃん猫の胃までカテーテルを通していただき、その時の口の一をカテーテルの管に印をつけておくと、自宅で使うときにわかりやすくて助かります。
この印とはその位置までカテーテルが入っていれば、胃に到達している、という意味です。付けた印までカテーテルが入らないときは気管に間違って入ってしまっているかも知れませんので、一度引き出して、再度挑戦してください。
胃カテーテルは歯が伸び出してその歯でカテーテルを傷つけるようになると使えなくなりますので、それまでになるべくほ乳瓶で飲んでくれるようにトライしてください。
●初乳が飲めていない赤ちゃん猫
目も開いていない、ヘソの緒も渇いていない赤ちゃん猫は、お母さん猫の初乳が飲めていないかも知れません。
出産後36時間程度お母さん猫からでるお乳を初乳と云います。赤ちゃん猫はこの初乳を飲むことでお母さん猫から高い免疫力をもらいます。もし保護した赤ちゃん猫が初乳を飲めていない可能性があれば、免疫力が低いので早めにワクチンを接種する、ほかの猫との接触を避ける、また面倒を見ている人が外から出入りするときは手をよく洗うなど、赤ちゃん猫のウイルス感染に注意してあげてください。
お母さん猫からの移行抗体(免疫)は、そのお母さん猫の免疫力にもよりますが、通常は3~4週齢で切れ始めます。
初乳が飲めていない子猫用に、と「初乳カプセル」といった商品も販売されています。初乳に含まれる免疫グロブリンを補給して免疫力を高める効果がある、とうたわれていますが、元々は草食動物由来の商品なので、肉食動物の猫にどれだけの効果があるかは???です。
使用に際しては、獣医師の意見を伺ってください。
ほ乳瓶を立てて、子猫の咽~気管が一直線になるようにします。乳首を子猫の上あごに押しつけるようにすると、よく飲んでくれるようです。 |
もう飲みたくない~時は、こんな風に乳首をはずそうとします。 photo by Wakaba |
3.赤ちゃん猫の排泄
おかあさん猫がいれば、陰部やお尻を舐めて排泄を促し、おかあさんはそれをきれいに舐め取りますが、赤ちゃん猫は刺激を与えなければ、自力で排泄しません。
子猫によっては、飲ませる前にオシッコをさせた方が良く飲んでくる子もいますので、飲ませる前に排泄を促してみて、食後に再度行うとよいでしょう。
ティッシュやガーゼを濡らし陰部とお尻をお母さん猫が舐めるように優しく刺激し、オシッコとウンチを促します。
オシッコは満杯の場合、敷物ですれただけでもでますが、ウンチはお腹がいっぱいになってところてんのように次のお乳が入っていかないと出ない場合があります。保護したときにお腹がカラッポだと1~2日程度ウンチは出ないかも知れません。
数回授乳を繰り返し、よく飲んでお腹がポンポコリンになってもウンチが出ない場合は、40度くらいのお湯に下半身だけ浸し指でお尻をマッサージしてみてください。便秘であると確認されたときは、人間の赤ちゃん用の先の細い綿棒にベビーオイルをつけて肛門から入れウンチをかき出す方法もあります。便秘かな?と感じたら、まずは獣医師に相談することをお奨めします。
赤ちゃん猫はとても薄い尿を出します。ほとんど色が付いておらず、ほとんど臭いません。もし赤ちゃん猫が濃い黄色いオシッコをしたら、水分が足りなくて脱水症状を起こしている可能性があります。子猫用ミルク缶の指示通りに希釈して与えていて、濃い尿が出る場合は、指示より薄目に溶かして飲ませてみてください。
母乳を飲んでいる子猫のウンチは濃い緑色~濃い茶色ですが、人工乳で育て始めるとベージュ~黄色っぽいウンチになります。飲ませている猫用ミルクのメーカーにも寄りますが、練り歯磨きのようなウンチは正常範囲で水っぽい軟便は下痢なので、飲ませる量や濃度を調節し、お尻がただれないように注意してください。
花林糖のようにカチンコチンのウンチがでるときは、ミルクを少しだけ薄目にした方が良いかも知れません。
4.赤ちゃん猫のお部屋
お母さん猫がいれば、全身を舐めて きれいにしてくれますが… ※ベンガルの親子
赤ちゃん猫に必要な環境は
・温かいこと
・適度な湿気があること
・薄暗いこと
です。
赤ちゃん猫の間(生後2~3週齢まで)は、それほど広いスペースは必要ありません。身体の2~3倍程度の箱に柔らかい感触の敷物を入れ、カイロやペット用の暖房ヒーター、湯たんぽなどをタオルでくるみその上に小さな箱を置き赤ちゃん猫を入れ、箱の上に覆い布をかぶせて即席のこたつをつくってあげても良いでしょう。
【注意】
低温やけどにご注意を!子猫を温めるためのものは、すべて子猫の身体に直接触れないようにしてください。もし箱の下にカイロを置くのであれば、箱半分の下に置き、残りの半分を開けておき、子猫がここは暑いよ~、と自分で動いて逃げられる空間を作っておいてください。
お母さん猫や兄弟猫がいれば、その間にもぐり込んで寝るのが大好きですから、敷物はできるだけ肌触りの柔らかなものが適しています。しかし、すぐに汚れるので、清潔に保てるよう気配りしてください。
目は生後4~12日くらいで開きますが、きちんと見えるようになるまでには時間が必要です。子猫の間のアイカラーはキトンブルーとも呼ばれる灰青色で、陽差しやカメラのフラッシュなどの光に弱いので、薄暗い落ち着ける環境を用意してあげてください。
部屋の中は湿気が多くても乾燥しすぎてもよくありません。湿度が60~65%程度を保てるようにしてください。
5.毎日行いたいこと
お母さんのおっぱいは何にも代え難いけれど…
時間を決めて、毎日体重を量ってください。キッチンスケールでOKです。
食前・食後、または排泄の後では体重差がでますので、決まった手順後に測る習慣をつけてください。月齢によりますが、1位日に20g以上増えることもあれば、ほとんど変わらない日もあります。1週間を平均して、1日/10~15g増えているようでしたら順調な成長と思えます。
赤ちゃん猫はお腹がいっぱいで満足していれば、よく寝るのがお仕事です。
お母さん猫や兄弟と離れたので寂しいよ~といって鳴くことはありません。
赤ちゃん猫が鳴くときは、お腹が空いている、具合が悪い、または寒い時です。
温かい安心できる寝床で、満腹であれば鳴くことはないので、もし鳴き続けるようでしたら、前の授乳から2~3時間経っていなくてもまずはほ乳してみてください。
上手に吸うことができず、満足に飲めていないこともありますので、飲んだ量はメモしておきましょう。また、排泄を促してもおしっこはでるがうんちはでない、という場合も、やはり飲む量が足りていない場合があります。飲ませすぎて下痢になるのは怖いですが、かといって飲み足りなくて鳴き続けるのも体力を消耗してしまいます。
何らかの理由でお母さん猫と離れてしまった赤ちゃん猫が助けられる確立は、とても低いと思ってください。もしかしたら、この子は育たないだろう、とお母さんが見放した子猫かも知れません。
雑種は丈夫、と思ってらっしゃる方も多いかもしれませんが、実のところ、丈夫な子だけしか生き残ることができないからそう思えるのです。
弱く生まれた子は、あっさり自然淘汰されます。
私が近隣の外ねこさん達を観察していて気付いたのは、想像以上に近親交配が多いということです。近親交配が多くなると、それだけで育つことができない猫が生まれてしまいます。
もし、あなたが助けたい、と思っても、助けることができない定めもあると覚悟してください。
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