パワーポイント(PowerPoint)の使い方/スライドのデザイン

パワポのスライドマスター再入門(活用編)(2ページ目)

PowerPointの「スライドマスター」は、スライドの書式をまとめて変更したり、すべてのスライドにロゴ画像を入れるためだけのものではありません。スライドマスターを使うと、PowerPointに用意されていないオリジナルのレイアウトを作成したり、複数のテーマを管理することができます。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド


オリジナルのレイアウトに改良する

プレースホルダーが1つもない完全に白紙のレイアウトを作成するには、マスター上のプレースホルダーを削除します。それには、プレースホルダーの外枠をクリックしてから「Delete」キーを押します。
プレースホルダーの外枠をクリックして、点線が実線に変化した状態で「Delete」キーを押す

プレースホルダーの外枠をクリックして、点線が実線に変化した状態で「Delete」キーを押す

同様の操作で、スライド下部にある3つのプレースホルダーもすべて削除します。これで、完全に白紙のレイアウトが完成しました。
スライド上のプレースホルダーをすべて削除できた

スライド上のプレースホルダーをすべて削除できた

作成したオリジナルのレイアウトに名前を付けておくと、後で管理しやすくなります。それには、「スライドマスター」タブの「名前の変更」ボタンをクリックします。
名前を付けなくても支障はないが、わかりやすい名前を付けたほうが管理しやすい

名前を付けなくても支障はないが、わかりやすい名前を付けたほうが管理しやすい

「レイアウト名の変更」ダイアログボックスが表示されたら、「レイアウト名」欄に任意の名前(ここでは「完全に白紙」)を入力して「名前の変更」ボタンをクリックします。
PowerPointにあらかじめ用意されているレイアウトと同じ名前は付けることができない

PowerPointにあらかじめ用意されているレイアウトと同じ名前は付けることができない

左側の一覧で末尾のマスターにマウスポインターを移動すると、付けた名前を確認できます。
オリジナルのレイアウトに名前を付けることができた

オリジナルのレイアウトに名前を付けることができた


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