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装備充実の現行型プジョー3008が新車時の半額以下!(2ページ目)

ファミリーカーとして人気の高いSUVは、軒並み値落ちしにくくなっていますが、探せばお買い得になっている車があるのです。今回ご紹介するプジョー3008は装備充実で、知る人ぞ知るおいしい車です。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

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308より広い室内と充実した装備が魅力

3008という名前からもわかるように、ベースとなったのは同社のハッチバック308。
プジョー3008undefinedインパネ

ステアリングの向こうに小さく見えるのがヘッドアップディスプレイ。ポップアップ式です。中央のエアコン吹き出し下には各機能のトグルスイッチが並び、飛行機のコックピットのよう

要は308の背を少し高めて、高いアイポイントと広い室内を確保し、308よりラグジュアリーにした(よって308より価格が高い)SUVというわけです。最低地上高は308よりわずか15mmしか上がっていませんが、全高は120mmも上がっていますからそれだけ室内が広くなっています。

また地上高がわずかしか上がってないことからもわかるように、SUV「風」です。そもそも駆動方式はFF(フロントにエンジン搭載の前輪駆動)しかありません。

しかし、ミニバンやSUVがファミリーカーとして人気なのは、その広い空間が大きな要因。その意味で、3008の狙い所は間違ってはいないのです。

しかも308よりラグジュアリーにしたというだけあり、ベースグレードのプレミアムでも、車速やクルーズコントロールの速度などを表示するヘッドアップディスプレイや、1202mm×1382mmの大開口となるパノラミックガラスルーフを標準装備しています。
プジョー3008undefinedラゲージ&パノラミックガラスルーフ

ラゲージは通常時が432L、2列目シートを畳むと1241L。パノラミックガラスルーフは熱カット率約86%、紫外線カット率約99%ですから、エアコンの効率や快適性を損なうことなく、外の光を存分に味わえます

ラゲージは上下2分割テールゲートを備え、同時にフロアを3段階の高さに調節できることで、荷物の量や内容に合わせてラゲージを仕切ることが可能。またラゲージ内には自動充電のサーチライトも用意されています。

さらにプジョーならではの乗り心地の良さも、ほかのSUVにはない魅力の一つでしょう。308でも十分プジョーらしいしなやかな乗り心地を提供してくれるのですが、横揺れや縦揺れを防いでくれるダイナミックロールコントロールを備えた3008は、さらにその上をいくしなやかさです。

これがわずか3年落ちで新車時の半額以下から狙えるわけですが、同じような価格帯で2010年式以降のSUVを調べてみると、トヨタヴァンガード(絶版)、日産ジューク(現行)、三菱RVR(現行)、スバルインプレッサXV(旧型)……。いずれにせよ、装備面だけ見ても3008のほうが上だと思います。

ひと昔前までは、セレクトショップの隅にひっそり、知る人ぞ知るブランドがあったりしたものですが、今は情報の氾濫で、そんな「オレだけが知っている」的な楽しみが随分と減ってしまいました。しかし中古車では、プジョー3008のようなものも、探せばあるものです。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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