延べ床面積100m2の工夫
全国平均からすればまだ狭いですが、首都圏の戸建て住宅であれば平均的な床面積ともいえます。この広さであれば3つの個室を確保し、L・D・Kは15畳前後のスペースがとれます。しかし、まだまだ工夫をしなければゆったりとした住まいとは言えません。工夫するポイントは、次のような点が挙げられます。
・階段のおどり場を広くして、夫婦共用の書斎を兼用する
・天井を張らないで軸組を見せた高さ2,7mの天井
・洗面室と物干しデッキをつなげ、作業の一体化を図る
・壁面収納や見せる収納など、収納方法を工夫して室内をすっきりさせる
・玄関を少しでも広く見せる地窓(床面に接した窓)などを設ける
おどり場を広くして書斎と兼用
室内の洗面室と室外の物干しデッキがつながっている例です。作業の一体化が図れています。
地窓により広く感じる