犬の手作りごはん、自己流管理の落とし穴

犬の手作りごはん、自己流管理の落とし穴

犬の手作りごはん、自己流管理の落とし穴

健康管理や愛情表現などの理由で、愛犬のごはんを手作りされる方がとても多くなりました。その反面「仲良しの犬友達がブログにアップしていたから」「流行ってるから」「健康に良いって聞いたから」のように“なんとなく”で作っている方も多いのではないでしょうか。
   

そもそも、なぜ愛犬のごはんを作る必要があるのか

体調や体質に合わせてオーダーメイドが可能です。

体調や体質に合わせてオーダーメイドが可能です。

愛犬のごはんを手作りしている方に聞いてみると、多くの方が「うちの子が口にするものを把握できるから」「気になる症状をケアできるから」「保存料や香料などの添加物は避けたいから」「食物アレルギーのある食材を避けられるから」といった理由を挙げられます。

このような健康面だけの理由だけではなく「尻尾を振ってごはんを食べてくれた事が嬉しくて。こんなに喜んでくれるなら、続けてみます!」と、愛犬のとの心の繋がりを重要視している方も多くいらっしゃいます。

食材の量や内容で、体調に合わせて微調整出来ることに加えて、心の健康にも大きな充実感を得られる事が、愛犬にごはんを作るメリットと言えます。また、基本的に常に同じ食材が使われているドッグフードと異なり、季節に合わせた食材を取り入れられることも、大きなメリットです。このように「自分が愛犬の為になぜごはんを作ろうと思ったのか」を明確にしておくと、流行の健康法や新発売のサプリメントの種類などに惑わされる事が少なくなります。
 

栄養バランスが崩れると病気になる?

人間の体に体質があるように、犬の体にも体質があります。

人間の体に体質があるように、犬の体にも体質があります。

手作りごはんを続けて行く上で“栄養バランス”を心配される方も多いでしょう。では、犬にとっての栄養バランスとは、一体何でしょうか?ペットフード(総合栄養食)として販売する為には、AAFCOという機関が発表している栄養素ごとの基準量を満たしている必要があります。ですが、この基準は、全てが事細かに設定されているものではありません。カロリーや各栄養素の量は目安であり、わんちゃんの体質によって差があることは珍しい事ではありません。

数字だけの体調管理に囚われてしまうと、体に合っているのかどうかの判断を忘れがちになります。寒い季節に体を冷やす食材を取りすぎない、暑い季節には体の熱を発散してくれる食材を選ぶといった“自然とのバランス”も忘れないようにしましょう。

また、栄養バランスが崩れることを恐れて、自己判断で色々なサプリメントを与えてしまうと、逆効果になってしまうこともあります。サプリメントなどで補う前に、基本の食事内容を見直す必要があります。

では、具体的にどのように作ればいいのでしょうか?次のページで解説します。
 

どのように作ればいいのか

ノンオイルが必ずしも健康的とは限りません。

ノンオイルが必ずしも健康的とは限りません。

人間用の食事の感覚で味付けをしたり、どんぶりにごはんを大盛りにしておかずをちょこっと。単品ダイエットを一緒に。などのように極端に偏った内容が続くと、体調不良を引き起こす可能性は高まります。

わんちゃんは、人間よりもたんぱく質(肉、魚、豆類)を多く必要とするので、人間の食事内容とわんちゃんの食事内容は、全く同じではありません。
基本的な作り方はたんぱく質、炭水化物(米、穀類、いも類)、野菜を1~2:1:1」の割合で盛りつけてみましょう。“油を使わない=ヘルシー”といったイメージもありますが、体を作っていく為には油も必要です。ですが、その油の種類によって健康を左右される事もあります。オリーブオイル、アマニ油、しそ油などの良質な油を加熱しない状態でほんの少量だけかけてあげると良いでしょう。与える量はわんちゃんの頭の体積を目安に、旬の食材を中心に選んでいきましょう。

わんちゃんには与える必要がない食材もあります。これらの食材が混ざらないように注意しましょう。今の食事内容が愛犬の体質に合っているかどうかは、日々観察していくことが重要です。体型、体臭、便など体調に状に違和感があったら、内容や量を見直していきましょう。
 

手作りごはんにした=病気にならないとは限りません

愛犬のごはんを作るようになってから、病気にならなくなった、病気になっても回復が早くなった、というわんちゃんは確かに沢山います。ですが、病気になる原因は食生活だけとは限りません。環境、心理状態、季節の変化など沢山の原因が考えられます。手作りごはんに変えることによって、飼い主さんがストレスを溜め込んでしまうのであれば逆効果です。

また、災害時などは普段与えているドッグフードや食材が手に入るとは限りません。“食事管理はこうでなくてはいけない”と決めつけてしまうのではなく、体調や状況に応じて選択していくようにしましょう。

体は常に変化しているもの。完璧を目指すのではなく、与えられた状況の中での心地よい状態を見つけていきましょう。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。