ウンチは健康のバロメーター。臭い、汚い、なんて言っていたら、愛犬の健康は守れません。ウンチについて、もう一度、おさらいしておきましょう。

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・いいウンチって?/便秘について
・下痢について

いいウンチって?

健康なウンチ
一般的には、つかんでみても形が崩れず、地面も汚さない程度の硬さがあるのがよいとされる。
一般的に、処理をする際に、手でつかんでも形が崩れず、地面にも汚れがほとんどつかない程度の硬さがある状態がよいとされます。ただし、食べているものが、ドライフード、手作り食……など、内容によって、少しずつ違ってきますので、普段から愛犬のウンチの健康な状態を見極めておきましょう。

色は、だいたい茶色~こげ茶くらい。これも、食事の内容によって若干違ってきますので、普段からの観察の目をお忘れなく。ガイドは、ウンチを一度崩して、中の様子をチェックしたりもします。

回数は、概ね、食事をした回数に、プラス1~2回といったところでしょうか。これも個体差があり、腸の働きなどによって、もっと回数を多くするコもいます。

普段の匂いも、是非確認しておきたいものですね。明らかに匂いが違う場合には、食材による影響の他、病気などの異常も考えられますから。

また、わりと気になるのが消化時間。おおよそ、生肉だと4時間程度、穀類ですと16~17時間程度とされますが、適度な繊維質を摂ると、消化に時間がかかる分、お腹のもちもよくなりますし、おつうじにもいいということになります。

ウンチが硬い、便秘かな?

犬にも便秘はあるか? 答えは、あります。これは、ガイドもかつて経験しましたが、カルシウムが多過ぎる食事を摂ると、ウンチが硬くなり、たとえ出たとしても、犬自身は結構努力していきむことになってしまいます。ウンチの色も白っぽくなり、小石のような印象を受けることがあります。特に、成長期にはカルシウムが大事だと、余分に与えることがありますが、その量にはご注意ください。

また、何か異物(石や靴下など)を飲んでしまったことで便秘になることもありますので、誤飲にも気をつけたいですね。

それから、これはしつけや衛生の問題になりますが、トイレトレーニングで失敗したからと叱ってばかりいたり、トイレシートの交換や掃除が不充分で犬自身がトイレをすることを我慢してしまったりすると、同様に便秘になってしまうこともあります。

その他、病気など体の異変から便秘の症状が出ることもありますので、少しでも様子が変だなと思った時には、病院で診察を受けることをお勧めします。

便秘と関連ある病気など

●高齢
高齢になると体の筋肉が衰えてきます。内臓の筋肉にしても同じこと。結腸の働きが鈍ることで、便秘になることも。寝たきりになった場合には、ウンチをかき出してあげる必要が出てくることもあります。
●前立腺肥大症
便秘の他、排尿障害や、ウンチが出た場合には粘液がついていることも。
●前立腺炎
●前立腺腫瘍
腰痛や、オシッコに血が混じることも。
●腸閉塞
胸周りが膨らんだように見える、嘔吐(見れれないことも)、下痢(タール状のウンチ)、多飲、など。
●会陰ヘルニア
●腰痛                   など

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