犬に卵は食べさせて大丈夫?

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犬に卵を食べさせて大丈夫です!


卵は犬に与えることができる食材のひとつです。卵に含まれる栄養素やその働き、犬の病気や薬、アレルギーとの関係を具体的にお伝えします。

<INDEX>
  1. 犬に卵を食べさせても大丈夫ですが、生の卵白と衛生管理に注意
  2. 卵には犬の健康維持の基本に欠かせない栄養素が含まれている
  3. 病気や薬との食べ合わせは現在気にしなくて大丈夫。アレルギーには注意を
  4. 犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安
  5. 赤ちゃん用たまごボーロ、プリンなどの加工品は原材料をよく確認する


犬に卵を食べさせても大丈夫ですが、生の卵白と衛生管理に注意

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生の卵白を大量に与えないように注意しましょう


卵は犬に与えてもいい食材です。ゆでたまごや目玉焼きにしたり、調味料を加えずに焼いた状態で食べさせることがおすすめです。

生の卵白を大量に摂ると、アビジンという成分がビタミンの一種であるビオチンの吸収を妨げてしまい、皮膚病や無気力といった症状が出る可能性があるので注意しましょう。アビジンは熱に弱いので、加熱した卵白は犬に与えて問題ありません。

また、卵黄にはビオチンが多く含まれているので、生の全卵であればアビジンの影響は気にしないで大丈夫とも言われています。

ヒトにおいての例ですが、生卵を室温に長時間置いてしまったがために、サルモネラ菌が増えて食中毒を起こしたケースも報告されています。スーパーで買える卵は流通の過程で殺菌されているので食中毒例は減っているようですが、心配であれば卵は加熱してから与えるようにしましょう。

うずらの卵も犬に与えて大丈夫ですが、ニワトリの卵とは栄養成分がやや異なります。


卵には犬の健康維持の基本に欠かせない栄養素が含まれている

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卵に含まれる栄養素とその働きは?


犬の食事に卵を取り入れると期待できる、特徴的な働きを2つご紹介します。

・皮膚、筋肉、被毛など全身に必要なタンパク源に

全身のあらゆる箇所の健康維持に必要なタンパク質は、体の中に入るとアミノ酸という形に分解されます。このアミノ酸のうち、犬が食事から摂る必要のある必須アミノ酸10種類が卵に含まれています。また、動物性タンパク質は消化吸収されやすく、健康な犬のごはんには欠かせない成分のひとつです。


・手作り犬ごはんで不足しがちな、ビタミンやミネラルの補給に

卵を使った手作り犬ごはんのレシピでは、犬に必要な栄養素の一部であるビタミンA、ビタミンB2、ビタミンD、葉酸、鉄、ナトリウムといった成分が補えていることが多いという調査報告があります。卵だけでビタミンやミネラルの全てを補えるわけではありませんが、手作り犬ごはんのタンパク源を卵にする日を設けてみてもいいでしょう。


病気や薬との食べ合わせは現在気にしなくて大丈夫。アレルギーには注意を

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卵と犬の病気、薬との相性は?


どのような食材でも、良い面と良くない面を持ち合わせています。卵を避けた方がいい犬はいるのか、卵と相性の悪い薬はあるのか、飼い主としては気になるところ。犬の食生活・健康管理の講座も開催している獣医師の丸田香緒里先生(Animal Life Partner代表)にお伺いしました。

「卵は”完全栄養食”とも呼ばれているぐらい、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。食欲が落ちてしまっている犬や、消化吸収力が落ちているシニア犬は特に取り入れていきたい食材です。

病気や薬との飲み合わせで気を付けなければならないものは、現在ありません。

鶏肉に対して食物アレルギーを持っている場合、卵を食べることでもアレルギー反応を起こす可能性があります。与える場合には少量ずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。」


犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安

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上記の表を参考にして、与えすぎないように注意してください。食物アレルギーはどのような食材でも反応する可能性があります。初めての食材を与える時は必ず少量ずつ与え、体調に変化がないか様子を見てくださいね。


赤ちゃん用たまごボーロ、プリンなどの加工品は原材料をよく確認する

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卵の殻はカルシウム補給におすすめ。加熱して粉末にして


卵を使ったお菓子や加工品が多く販売されています。正しく選べば犬に与えても大丈夫なもの、犬には避けておいた方がいいものがあります。

・赤ちゃん用たまごボーロ

犬に食べさせても問題ありませんが、砂糖が多く含まれているので肥満につながりやすくなります。食べすぎないよう注意してください。


・たまごどうふ

メーカーによって作り方に差がありますが、みりんや酒精などのアルコールと関係する原材料が含まれていることもあります。できれば犬には食べさせない方が安心です。


・プリン

砂糖が多く含まれるため、与え続けることはおすすめできません。カラメルソースは特に砂糖が多く含まれているので避けるようにしましょう。チョコレートやココアを使っているプリンは命の危険に繋がる可能性もあるので、犬には食べさせないようにしてください。


・卵の殻

卵を使った加工品ではありませんが、卵の殻は犬のカルシウム補給に有効と言われています。ただし、手で殻を割った程度では尖った部分も多く、犬が好まない可能性もあります。

また、生の卵の殻はサルモネラ菌の感染の恐れがあります。よく洗い、5分以上ゆでて乾燥させ、ミルサーやすりばちで粉末にしてから与える方法がおすすめです。


犬に卵を食べさせても大丈夫?まとめ

  • 卵は犬に与えることができる食材
  • タンパク質、ビタミン、ミネラルの補給が期待できる
  • 生の卵白は大量に与えないようにする
  • 鶏肉にアレルギーがある場合、注意して与える


【執筆協力】

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丸田香緒里 獣医師

丸田香緒里 獣医師(Animal Life Partner 代表)
日本大学卒。動物病院勤務後、飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士など様々な資格を取得し、病院での診療や往診の他、セミナー講師やカウンセリング、企業との製品開発など活動は多岐にわたる。
ホームページ:http://animallifepartner.com/


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。