犬にほうれん草を与えても大丈夫?

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犬にほうれん草を食べさせる時の注意点は?


ほうれん草は犬に与えることができる食材です。犬にほうれん草を食べさせる時の注意点やポイント、ほうれん草に含まれる栄養素とその働き、犬の病気・薬との関係性を具体的にお伝えします。

<INDEX>
  1. ほうれん草は犬に食べさせても大丈夫!
  2. ほうれん草に含まれる栄養素は血流を整えたり、皮膚や粘膜の健康維持が期待できる
  3. 過去にシュウ酸カルシウム結石を作ったことがある犬は避けておいた方が安心
  4. 犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安


ほうれん草は犬に食べさせても大丈夫!

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犬には塩・油なしで茹でてから与えましょう


ほうれん草は犬に食べさせることができる野菜です。ただ、尿路結石の一種、シュウ酸カルシウム結石を悪化させる原因でもあるシュウ酸がほうれん草に含まれています。茹でることでシュウ酸が流れ出るので、必ず茹でてから食べさせるようにしてください。犬に食べさせるために茹でる時は、発色をよくするための塩や油は入れないようにしましょう。

ほうれん草にはあまり多く含まれていない栄養素ではありますが、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性ビタミンは長時間茹でるとその分流れ出てしまうので、茹で時間を2~3分にとどめておくといいでしょう。

冷凍食品の茹でほうれん草は、原材料がほうれん草だけであれば食べさせても大丈夫ですが、商品によっては茹でたほうれん草よりもナトリウムが10倍近く高い場合があり、塩茹でしていることも考えられます。

過剰な塩分は犬の心臓や腎臓に悪影響となることもあるので、与える場合は少量に留めておいた方が安心です。また、冷凍野菜は風味が劣る場合もあります。


ほうれん草に含まれる栄養素は血流を整えたり、皮膚や粘膜の健康維持が期待できる

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ほうれん草に含まれる栄養素に期待できることは?


犬がほうれん草を食べた場合の健康への働きについて、明確な研究発表は存在していないようですが、期待できる働きを2つご紹介します。

・血流を整える働き
緑色の成分の元になっているクロロフィルには、血液の流れを助けることによって貧血を予防するはたらきや、有害物質の排泄作用が期待できます。また、ほうれん草に含まれているビタミンの一種、ビタミンKには怪我や手術などによる出血が起きた時に、血液を固めるために必要な要素の働きを助ける作用があります。

・皮膚や粘膜の健康維持に
ほうれん草にも含まれるβカロテンは、犬の体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜、目の健康に一役かってくれます。皮膚や粘膜は免疫に大切なバリア機能なので、これらが健康であることで免疫力を維持することにつながります。


過去にシュウ酸カルシウム結石を作ったことがある犬は避けておいた方が安心

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ほうれん草を避けたほうがいい犬の病気・薬は?


どのような食材でも、良い面と良くない面を持ち合わせています。ほうれん草を避けた方がいい犬はいるのか、ほうれん草と相性の悪い薬はあるのか、飼い主としては気になるところ。犬の食生活・健康管理の講座も開催している獣医師の丸田香緒里先生(Animal Life Partner代表)にお伺いしました。

「ほうれん草を犬に与える時のポイントになってくる成分がシュウ酸。シュウ酸は茹でることで量を減らすことはできますが、尿路結石の原因のひとつであるシュウ酸カルシウム結石は一度できてしまうと小さくすることができません。結石の元になるシュウ酸カルシウム結晶を過去に作ったことがある犬、シュウ酸カルシウム結晶が出来やすい犬には、ほうれん草を避けておいたほうが安心です。

また、シュウ酸カルシウム結晶を作ったことがない犬でもほうれん草を与える時には水分量を多めにし、おしっこの量を増やすことで結石になるリスクを減らすことができます。

ほうれん草に含まれるビタミンKは血液を固める働きを助ける作用があり、血液凝固抑制剤であるワルファリンを飲んでいる犬はその効果が弱くなってしまうので、与えないようにしましょう。

シラカバにアレルギーがある場合、ほうれん草を食べることで交差反応(※)が出ることがあるので注意が必要です。」

(※交差反応:アレルギー反応が出る対象物と分子構造が似ているまたは同じという理由で、別の食材や植物などにもアレルギー反応が出てしまうこと)


犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安 

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上記の表を参考にして、与えすぎないように注意してください。食物アレルギーはどのような食材でも反応する可能性があります。初めての食材を与える時は必ず少量ずつ与え、体調に変化がないか様子を見てくださいね。


犬にほうれん草を食べさせても大丈夫?まとめ

  • 犬には茹でたほうれん草を与える
  • 血流を整えたり、皮膚や粘膜の健康維持が期待できる
  • 過去にシュウ酸カルシウム結晶を作った犬には注意が必要
  • 血液凝固抑制剤を飲んでいる犬には避ける


【執筆協力】
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丸田香緒里 獣医師


丸田香緒里 獣医師(Animal Life Partner 代表)
日本大学卒。動物病院勤務後、飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士など様々な資格を取得し、病院での診療や往診の他、セミナー講師やカウンセリング、企業との製品開発など活動は多岐にわたる。
ホームページ:http://animallifepartner.com/


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。