物価の高さに驚く旅行者の多いアイルランド
街の中心地には高級デパートも
世界でも有数の物価の高い国として有名なイギリスの海を隔て、お隣に位置するアイルランド。あまり知られてはいませんが、実はイギリスにも匹敵するほど物価が高いのです。実際に旅行に来て、「まさかこれほど物価が高いとは思わなかった!」と言う人もいます。日本と比較しても特別安く感じるというものはほぼないといえるでしょう。
旅行者に身近なところで特に高いと感じるのは、観光施設の入場料など。特に人気の高いアトラクションの中には15ユーロを越えるところも。その分美術館などは無料のところも多いので、気になるところがあればぜひ訪れてみるといいでしょう。
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同じものでも首都は割高、地方はリーズナブル
首都と地方の物価の違いはパブのビールにも
なかでも首都のダブリンの物価はかなりのもの……。観光で訪れる外国人を対象にした値段設定のところも多くありますので、お土産などは数店比較して吟味してから購入するといいかもしれません。また物価が高いと感じるのは海外からの観光客だけでなく、地方出身のアイルランド人も同じなのだそう。地方出身の友人は「ダブリンは牛乳が高い!」なんて言っていましたが、食品だけでなく外食でも同じことです。
地方なら、サンドウィッチとスープで5ユーロ以下の所も
レストランのランチセットひとつでも、ダブリンと地方の物価の違いを感じることができるはず。でもダブリンは、アイルランド料理はもちろん、話題のイタリアンや面白いコンセプトのレストランなどもありますので、おいしいものを楽しむ時は思い切って贅沢するのもおすすめです。高級どころでもランチは比較的リーズナブルなので、あえてランチに行くという楽しみ方も。
どんなに小さな村でもパブだけはあるアイルランド。つまりどの都市を訪れてもパブは欠かせない観光スポットのひとつといえるでしょう。その際に参考にしてほしいのがパブで飲むビールの値段。こちらもダブリンと地方ではお値段が異なるのが一般的です。ダブリンでは1パイント5ユーロほど、地方であれば3.5~5ユーロくらいの幅で飲めます。
アイルランド旅行にはいくら持って行くべき?
節約するでもなく、とくに豪遊をすることもないという一般的な旅行であれば、食事やお土産、移動費などを含めて1日平均100ユーロくらいと見積もっておくといいでしょう。
アランセーターなどの高価なお土産も
高価なお土産などを買う場合もう少し必要になると思いますが、キャッシュカードを使えるところはかなり多いので、100ユーロを越える金額はカードで払うなど、カードと上手く組み合わせて使うのがいいでしょう。ユーロが高いような時期は日本円をたくさん両替して残りは次のヨーロッパ旅行に、というような発想よりも、カードと併用で使っていくのがベター。
どうしても海外でキャッシュが必要になれば、海外キャッシュカード機能のついたカードでATMで現地通貨を引き出すという手もあります。