世界のエレクトロ男女ペア～アイルランド&オランダ編(2ページ目)

オランダ

ガイド：
西ヨーロッパ(ここで、西欧というとややこしいので、あくまでも西ヨーロッパ)は、既にイギリスとフランス、そして先ほどアイルランドも特集しました。残っている国は、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アンドラです。先ずは、オランダから行きましょうか？

オランダは、現在人口1700万に満たない程度。小さい国の割には大きなオランダ人が意外とたくさん住んでいます。ガバとかロッテルダムテクノのイメージなどクラブミュージックのイメージがあります。個人的には、(The) MOという転調しまくりの変なエレクトロポップバンドがいて、思い入れがあります。

松見：
オランダといえば今年はベアトリクス女王が退位し、ウィレム・アレクサンダー新国王が即位しましたが、記念イベントではDJのArmin van Buurenが出演してオーケストラとコラボしたド派手なレイブを繰り広げていましたね。123年ぶりの男性の国王ということもあって大盛り上がり。もちろん国王ファミリーご一行も出席しており、日本ではまずありえない光景です(笑)。

INTENSE party with new Dutch King Willem Alexander & Queen Maxima (YouTube)
ガイド：
オランダはDJが多そうですね。これはDJ(男性)と女王(女性)のコラボということで、男女ペアとカウントしましょうか(笑)？あ、でも女王は退位するから、かなり強引。

Shook feat. Ronika

ガイド：
オランダのエレクトロ男女ペアの捜索は難航しました。ちょっと反則気味ですが、オランダのプロデューサー、Shookが最近EDMでは流行のフィーチャリングでイギリスのRonikaを迎えた「Distorted Love」。一人Daft Punk的Nu-Discoな人ですが、80年代的センスが僕のツボにハマります。

Distorted Love (YouTube)
Distorted Love / Love for You (amazon.co.jp)
松見：
ここでRonikaの名前が出てくるとは思いませんでしたが、かなりオススメの女性シンガーです。"初期マドンナの再来"と勝手に呼んでいます。

Anatopia

松見：
まずはKlaus PlötzlichとHenrietta Morgensternによる2009年結成のデュオ、Anatopia。彼らは自身の音楽を"handmade high tech pop"と称していますが、確かに「Hard Drive」のクリップを観てみると、歌の題材はハイテクなのに、ハンドメイド感たっぷりの映像に仕上がっています。

Hard Drive (YouTube)
20110906 (amazon.co.jp)

ガイド：
Anatopia最高！ Devo的テクノポップ魂を感じます。