馬にまつわる表現を覚えよう!
馬を表す単語イロイロ
まずは、馬を意味する単語から。フランス語で「馬」といえばcheval(シュヴァル)という単語ですが、細かく言うとこの単語は「雄馬」を指します。複数形はchevaux(シュヴォ)で、sを付けて複数にはしない特別な形ですよね。(語尾が-alで終わる単語の複数形の作り方の詳細に関しては、記事「映画『アメリ』で複数形のお勉強」をご覧ください。)フランス語の単語は、同じ種類の動物なのにメスと子供で全く違う単語であるという場合が結構あるのですが、馬もこの例にもれず雌馬はjumet(ジュメ)、子馬はpoulain(プラン)という単語があります。ちなみに、馬肉という意味でもchevalは使えるので冠詞や文脈で見分けることが必要となりますが、ちょっとややこしいので勉強してみましょう。日本語だと「馬が好き」だけど
一般にaimer(エメ, ~が好きである)などの好き嫌いを表す動詞は、種類全体を表す定冠詞(le, la, les, l')+名詞の組み合わせで用いられます。例えば、有名な例で言うとpoisson(ポワソン)という単語を可算名詞(数えられる名詞)として扱う場合には、J'aime les poissons.(ジェム レ ポワソン)、不加算名詞(数えられない名詞)として扱う場合にはJ'aime le poisson.(ジェム ル ポワソン)となり、前者は、食用としてではない魚が好き、後者は食べ物として魚が好きという意味になります。同じ理屈を「馬」に当てはめると、J'aime le cheval.(ジェム ル シュヴァル)が「私は馬肉が好き」、J'aime les chevaux.(ジェム レ シュヴォ)が「馬が好き」という意味になりますよね。ところが、日本人の感覚で言うとこの分類にそれほど違和感はないのですが、フランス人にとってJ'aime le cheval.と単数形できた場合には、「馬肉」より「乗馬」を指すのが一般的。つまり、J'aime le cheval.は一般的には「私は乗馬が好き」という意味になります。どうしても「肉」を指したい場合には、J'aime la viande de cheval.(ジェム ラ ヴィアンド ドゥ シュヴァル)という形を使いましょう。
次ページでは、「馬」にまつわるおもしろフランス語を勉強してみましょう。