アークヒルズ・サウスタワーにオープンした注目店
入りやすいエントランス
その中の一つが「シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル」というわけだ。シャトー・メルシャンの歴史は長い。1877年、日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」をスタートに、“はじめにブドウありき”を合言葉として、土地の個性を大切にワイン造りを繋いできた。今では山梨をはじめ、福島、秋田、長野と4県にわたり自社畑を所有し、風土を生かしたワインを生み出している。
この「トーキョー・ゲスト・バル」はワイナリー直営ということで、各ワイナリーの魅力をそのまま東京で感じることができるのが大きな特徴だ。まさにワイナリーのアンテナショップともいえる存在。
少量を飲み比べできるのがうれしい
日本ワインもこんなに種類があること
メルシャンワイン商品詳細
あれこれ飲み比べをしたいというときも、60mlグラスと120mlグラスを選べるのがいい。自分好みのタイプを探しつつ、ソムリエ気分で飲み比べができる。
おつまみの味は控えめ
たとえば、マスカット・ベリーAと地鶏のレバー・ピックグリルとの相性、自家製スモーク盛り合わせと甲州・グリ・ド・グリの相性、牡蠣のグリルと新鶴の泡(スパークリング)の相性……など、その土地のワインと食材組み合わせの良さを体験できるのはワインファンにはたまらないはず。
もうひとつのポイントは、卓上にあるシーズニングセットだ。この日は「トリュフソルト」「アールグレイソルト」「レモンソルト」「苺のコンフィチュール」「ドライトマトのチリオイル」の5種が置かれていたが、これを使って自分好みに味付けをして食べるというスタイルが楽しい。これだと一つの食材でもさまざまに体験できるし、ワインに合わせてアレンジができる。ゆえに、おつまみそのものの味付けは控えめだ。
地元のワインと地元の食の組み合わせ体験
シーズニングがこれ
なぜ「ゲスト・バル」という名前になったかをメルシャン営業本部ブランドマネージャー、安部雄一郎氏にうかがえば、「どうしてもシャトー・メルシャンというと格式高くかたいイメージをもたれてしまうので、いろんな方を幅広くお迎えし、カジュアルにお楽しみいただきたいという思いを込め、ゲスト・バルと名付けさせていただきました」とのこと。なるほど。ならば思いっきりワイワイと楽しませていただこうじゃない。
広いカウンターと大きめのテーブルが印象的
さて、あなたも仕事帰りに一杯立ち寄ってみる? 日本ワインの底力、体験できるはずだ。
【店舗情報】
シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル
住所:106-0032東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー B1
アクセス:東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅直結、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅徒歩10分、東京メトロ銀座線「溜池山王」駅徒歩10分
TEL&FAX:03-6441-2230
営業時間:
平日(月~金)11:00~23:00
・ランチタイム 11:00~ 15:00(ラストオーダー 15:00)
・カフェタイム 15:00~ 18:00
・ディナータイム 18:00~ 23:00(ラストオーダー 22:00)
土・日・祝日 11:00~22:00
・デイタイム 11:00~ 17:00
・ディナータイム 17:00~ 22:00(ラストオーダー 21:00)
<おまけ>
カーヴ・ド・リラックスの出店はワインファンにうれしい