収納/収納関連情報

災害用の備蓄食品を無理なく収納する3ポイント

あなたの家の食料管理は万全ですか?「賞味期限の切れた食品があるかも」。そんな不安材料を一つでも減らすために、ふだんからできる整理収納の実例をご紹介します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

生活トレンド研究所で実施したアンケート結果によると、水や食料の備蓄をしている世帯は多いのですが、用意していない世帯の多くは「どれくらいの量をストックしておけばよいのか分からない」という理由が挙げられています。そこで、まずはどれくらいの分量になるのかを実際に調べてみました。


全体量を把握する

食品備蓄について、防災ガイドの和田隆昌氏によると「冷凍冷蔵庫にはふだんから、ある程度の食品が入っているので、まずはそこから食べ始めるというのが現実的。その次に、常温保存の買い置き食品を消費するという流れになるでしょう」とのこと。そこで、備蓄用として3~4日分程度を目安にすれば、約1週間ぶんになると仮定して、夫婦2人家族での食品を揃えてみました。その種類と数量は以下の通りです。

  • 水:2L6本入を2箱(計12本)
  • 缶詰:40個程度(今回は魚系・肉系をそれぞれ12個、フルーツ・野菜系をそれぞれ8個ずつ)
  • ご飯(レトルト):40個
  • パスタ:10食分
  • パスタソース:6食分
  • 野菜ジュース(今回は手持ちのストックぶん)
備蓄食品リスト

パスタはカセットコンロがあるという前提なので、予備として加えています

このように、全体の分量を把握することからスタートして、次にしまう場所のことを考えていきます。先述したアンケート結果によると、置き場所がないことを理由に備えていないという傾向がみられますが、まずは揃える分量を目で確かめることが肝心です。

そこで次に、都市部の2LDKのマンションで、これらの備蓄食品を実際に収納してみました。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます