タブレットPC/おすすめタブレット・電子書籍端末レビュー

それでも、私が国産のタブレットを使うワケ(4ページ目)

ソニーが、かつての輝きを取り戻しつつあります。たとえば、VAIO Tap 11やVAIO Fitは、意匠からしても「ソニーだからこそ」が凝縮されている製品です。スマホやタブレットもしかりで、最近のXperiaシリーズは、星の数ほどあるAndroidの中で、他にはない輝きを見せています。どのあたりが「だからこそ」なのか? 国内外のメーカーは、同じことができないのか? このあたりを、端末の魅力に触れながら検証していきます。

傍島 康雄

執筆者:傍島 康雄

タブレットPCガイド

なぜ、GALAXY NoteやNexsu 7などではないのか?

同じAndroidであれば、GALAXY NoteやNexus 7など、魅力的な端末があるにも関わらず、どうしてXperia Z Ultraなのか? の理由です。たとえば、GALAXY Noteは、Androidにペン操作のユーザーインターフェースを持ち込んだ先駆けの端末です。また、ひとまわり大きなサイズですが、Nexus 7(2013)もバランスの取れた端末で誰にでもおすすめできます。
Nexus 7との比較。ひとまわり小さいサイズ。

Nexus 7との比較。ひとまわり小さいサイズ。

Xperia Z Ultraや最新のXperia Z1で、ソニーが新しいジャンルをつくり出したワケではありません。しかし、ソニーが10年、20年とかけて脈々と培ってきた技術やノウハウを端末に封じ込めるようにつくられています。

ソニーは日本のメーカーなので、贔屓目なところはありますが、蓄積された技術とノウハウを持ったメーカー「だからこそ」可能な物づくりと、これを活かした「だからこそ」のつくり込みに魅力を感じているのが理由です。このような物づくりができるメーカーは、国内外問わず多くないはずです。
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