タブレットPC/おすすめタブレット・電子書籍端末レビュー

それでも、私が国産のタブレットを使うワケ(3ページ目)

ソニーが、かつての輝きを取り戻しつつあります。たとえば、VAIO Tap 11やVAIO Fitは、意匠からしても「ソニーだからこそ」が凝縮されている製品です。スマホやタブレットもしかりで、最近のXperiaシリーズは、星の数ほどあるAndroidの中で、他にはない輝きを見せています。どのあたりが「だからこそ」なのか? 国内外のメーカーは、同じことができないのか? このあたりを、端末の魅力に触れながら検証していきます。

傍島 康雄

執筆者:傍島 康雄

タブレットPCガイド

 使い込むほど愛でるデザイン

デザインを意識したIT製品をつくるメーカーと言えばAppleが代表格です。しかし、ソニーもXperia Zあたりからかつての輝きを取り戻しつつあり、持つ喜びが感じられる端末が多く送り出されています。

Xperia Zシリーズは、オムニバスデザイン呼ぶコンセプトが採用されています。これは、VAIO Tapなど他の製品にも使われており、クルマのようでIT機器らしからぬ展開をしています。

デザインのポイントにもなっているメタルフレームは、斜めにカットされた面とフラットな面があり、それぞれ加工方法(サンドブラストとヘアライン)が違う凝りようです。2枚のガラスを貼り合わせたようなこの端末は6.5ミリと薄く、1枚のガラス板のようです。
フレームの部分のアップ。斜めにカットされた面とフラットな面がある

フレームの部分のアップ。斜めにカットされた面とフラットな面がある。

鉛筆との厚み比較。6.5ミリは伊達じゃない

鉛筆との厚み比較。6.5ミリは伊達じゃない。

素材の持つ美しさを活かしているのは、他の端末でも見られますが、防塵・防水の性能も備えています。美しさの中に実用性を封じ込めているデザインは、フランス車のようでもあり、他の端末ではなかなか見られません。

最後は、なぜGALAXY NoteやNexus 7などではないのか?を考えます。
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