お腹ダイエット/お腹ダイエット

お腹を凹ますカギは日々の生活習慣にあった

「腹筋をしてもお腹が痩せない」「何をやっても痩せない」という人必見。日常に溢れる「意外なお腹痩せチャンス」と、知っている知識を合わせて、今年こそお腹をスッキリしませんか? 嫌悪感がした食事記録でさえ、あなたの味方になってくれますよ。

執筆者:村上 カナコ

あなたのお腹が喜ぶ生活習慣を見つけよう

「お腹が痩せない」という人は、意識のなかで「お腹痩せ=腹筋」という図式が根強く、腹筋が苦手だと、あとは何をしてよいのやら思い当たらず、なかば諦めているという人が多め。「実際は特に何もしていない」ことが多いのですが、「お腹が痩せない」と気になるご様子……。

今回は、見落としがちな体質と、簡単な生活習慣のポイント3つをご紹介します。

  1. 冷え=神経・筋肉・血行の滞り=太ったように感じる
  2. 加工品=腸壁がむくむ=太ったように感じる
  3. 酸化したもの=腸壁がむくむ=太ったように感じる

痩せるためには、基本のきを見直すことが大切。お腹を見ながら生活を調整することで、あなたの身体に必要な答えにたどり着けますよ。

1. 今話題の「冷え」「温活」とお腹

手足は体幹部よりも少し体温が低めです。特に冷えていた日は、ぬるめの湯船(39~40度前後)に浸かって数分経ったとき、手足からであろう冷やっとした血液が下腹部を通るのを認識できる人もいます。お風呂では、お腹が温まるように温度や時間を調節して湯船に浸かりましょう。温めてから寝た翌日、お腹(見た目・便通・感覚)がスッキリしていくかをチェック。数日繰り返すと、日によって入浴時間が長く感じたり、水温の心地よさも一定ではないことを知るでしょう。身体は日々変化しています。入浴で、ご自身の身体にちょっとの心配りの温活をしませんか?

もちろん、入浴だけで温められるわけではありません。冷えにはいろいろな原因が、温活にもいろいろな方法がありますが、ひとつに「私冷え性なんです」という人は、ストレスを抱えていることが多いです。心と身体は密接なので、心の冷えは身体の冷えに通じます。一日の心身の疲れを、温かいリラックスタイムを利用して軽くする意味でもおススメです。

2. あなたのお腹に合うものを食べませんか?

サラダ

簡単でおいしい料理にもチャレンジしてみましょう

「○○は身体にいい」という健康情報を実践し続けて「痩せない」という人は多いです。その場合ないがしろになっているのは、本人の体質であり、「身体に合うか合わないか」。「○○は女性ホルモンにいい」と聞いたものの、それでお腹が張ってしまう人、硬くなる人、脚がむくむ人もいます。「好きな食べ物がお腹に合わない」ということはあります。必ずしもお腹が張ることが悪いわけではありませんが、いちいち張ったり硬くなったりむくむと、食べ過ぎていなくても「太った」と認識をしやすいようです。

「加工品は避ける」「加工品を利用する」ダイエットには様々な情報がありますが、重要なことは、「あなたの身体がどうか」ということ。「加工肉は塩分が高いため避ける」そう知識では分かっていても、味が好みで止められない……それでも、食べるたびにお腹が出たから止められた人もいます。日々の食事記録をつけることが苦手な人も、どんなものを食べたら気になるお腹がむくんだかをチェックしていくと、あなたの身体が喜ぶメニューがわかりますよ。

3. 加熱して時間が経った食べ物を控えてみる

お腹

「身体にいい」の本当の意味は、あなたの身体が答えています

食事はヘルシーなのに、なかなかお腹が痩せない人の調理の背景を聞いてみると、作り置きを食べていることが多いです。加熱してから時間が経った(酸化)食べ物はよくないとは聞きますが、調理したてのものをなるべく食べるように促すと、これだけでお腹がスッキリすることもあります。

変化がわかると、前述した加工品を避け、自主的に自炊が増えるようです。「ダイエットに自炊が良い」とは、カロリーや塩分に限ったことではなく、調子の良さ(健康)をサポートする上で、身体にやさしいから。「ヘルシーだね」とはよく耳にしますが、あなたの身体にとってのヘルシーを大切にしてくださいね。

いかがでしたか? ダイエットの情報(=知識)は大切ですが、今あなたの身体が出している答えを見ていくことで、何をすれば良いかが義務ではなくなり、今までの知識が腑に落ちたり、いらない情報を整理することができます。誰かがうまくいったことができなくても、あなたが劣っているわけではありません。自分の調子がサポートできる生活を、自信をもって見つけていきましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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