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一太郎2014徹&ATOK 2014レビュー(4ページ目)

ジャストシステムから一太郎の最新バージョン 「一太郎2014徹」が発表されました。発売日は2014年2月7日の予定です。ベータ版を入手しましたので、日本語入力システムのATOK 2014と合わせてレビューしましょう。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド


ATOK 2014もパワーアップ

日本語入力システムであるATOK 2014も、いくつかの機能が追加されています。ここでは、代表的な機能をいくつか紹介しておきましょう。

最初は、ATOKがオフで入力しても、日本語に変換できる機能です。たとえば、ATOKがオフのとき、ローマ字入力で「にほんご」と入力すると、半角で「nihonngo」と入力されますが、ATOK 2014なら、[Ctrl]+[BackSpace]キーで「nihonngo」→「にほんご」に変換することができます。

ATOKをオフの状態で「にほんご」と入力して「nihonngo」と入力されました

ATOKをオフの状態で「にほんご」と入力して「nihonngo」と入力されました


直後に[Ctrl]+[BackSpace]キーを押すと、「にほんご」に変換されます

直後に[Ctrl]+[BackSpace]キーを押すと、「にほんご」に変換されます


続けて変換すれば「にほんご」→「日本語」と変換できます

続けて変換すれば「にほんご」→「日本語」と変換できます


入力ミスの訂正機能も強化されています。たとえば、「ぼおりんぐ」→「ボーリング」、「ぷろでぃ」→「プロデュース」のように、入力ミスがあっても、正しい訂正候補を類推して提示してくれます。

「ぼおりんぐ」と入力すると「ボーリング」が訂正候補に表示されます

「ぼおりんぐ」と入力すると「ボーリング」が訂正候補に表示されます


「ぷろでぃ」と入力すると「プロデューサー」「プロデュース」が訂正候補に表示されます

「ぷろでぃ」と入力すると「プロデューサー」「プロデュース」が訂正候補に表示されます


「ガバナンス」「スキーム」「レジーム」……等々の意味の分かりづらいカタカナ語を別の言葉に置き換える機能も用意されました。カタカナ語を入力・変換し、「○○の言い換え候補」と表示されたら[スペース]キーを押すだけです。ついついカタカナ語を使ってしまう筆者のようなIT系ライターにとっても、ありがたい機能です。

「すきーむ」→「スキーム」に変換したら、このようなメッセージが表示されます。[スペース]キーを押します

「すきーむ」→「スキーム」に変換したら、このようなメッセージが表示されます。[スペース]キーを押します


別の言い換えである「体系」「枠組み」「計画」などの候補が表示されます

別の言い換えである「体系」「枠組み」「計画」などの候補が表示されます


最後に紹介しておきたいのが「数値入力ナビゲート機能」です。桁の大きい数値を入力するとき、桁数がわからなくなることがあると思いますが、この機能があれば大丈夫です。次のように、現在の桁数を教えてくれます。また、この状態で[Shift]+[Enter]キーを押せば、3桁ごとのカンマ付きで数値を入力することもできます。日頃、数字を扱う仕事をしている方にとっては、とても便利で実用的な機能ではないでしょうか。

数字を入力すると、桁数を教えてくれます

数字を入力すると、桁数を教えてくれます


[Shift]+[Enter]キーを押すと、3桁区切りのカンマ付きで数値を入力できます

[Shift]+[Enter]キーを押すと、3桁区切りのカンマ付きで数値を入力できます


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