ATOK 2014もパワーアップ
日本語入力システムであるATOK 2014も、いくつかの機能が追加されています。ここでは、代表的な機能をいくつか紹介しておきましょう。最初は、ATOKがオフで入力しても、日本語に変換できる機能です。たとえば、ATOKがオフのとき、ローマ字入力で「にほんご」と入力すると、半角で「nihonngo」と入力されますが、ATOK 2014なら、[Ctrl]+[BackSpace]キーで「nihonngo」→「にほんご」に変換することができます。
入力ミスの訂正機能も強化されています。たとえば、「ぼおりんぐ」→「ボーリング」、「ぷろでぃ」→「プロデュース」のように、入力ミスがあっても、正しい訂正候補を類推して提示してくれます。
「ガバナンス」「スキーム」「レジーム」……等々の意味の分かりづらいカタカナ語を別の言葉に置き換える機能も用意されました。カタカナ語を入力・変換し、「○○の言い換え候補」と表示されたら[スペース]キーを押すだけです。ついついカタカナ語を使ってしまう筆者のようなIT系ライターにとっても、ありがたい機能です。
最後に紹介しておきたいのが「数値入力ナビゲート機能」です。桁の大きい数値を入力するとき、桁数がわからなくなることがあると思いますが、この機能があれば大丈夫です。次のように、現在の桁数を教えてくれます。また、この状態で[Shift]+[Enter]キーを押せば、3桁ごとのカンマ付きで数値を入力することもできます。日頃、数字を扱う仕事をしている方にとっては、とても便利で実用的な機能ではないでしょうか。
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