プラカゴ&ビニールの問屋通り
プラカゴはお土産にも最適
Le Quang Sung(レ・クアン・ソン)通りはチョロンバスターミナルの正面向かいの通りです。この通り沿いにはプラカゴやビニール製品を扱うお店が並んでいます。観光客にはプラカゴをお土産に買っていくのがガイドのおすすめ。デザイン性に富んだプラカゴがリーズナブルな値段で売られていますので、じっくりと選んで値段交渉をしてください。複数個買えば割引率もアップです。
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■プラカゴ&ビニールの問屋通り
住所:Le Quang Sung Street.Dist.6.Ho Chi Minh
アクセス:ビンタイ市場から徒歩約3分
布問屋街
布はアオザイにも洋服にも使える
Trang Hung Dao(チャン・フン・ダオ)通りは1区まで続く長い道。チョロンのチャンフンダオ通り沿いに並ぶお店は、ほとんどが布を扱う問屋となっています。女性の観光客の中にはアオザイをお土産にと考えている方も多いかと思います。アオザイはすべてオーダーメイドなので、ここで布を買って、ショップに持ち込んでみてはどうでしょう。
購入方法はメートル単位ですが、アオザイを作りたい旨を伝えれば、必要分を切ってくれます。
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■布問屋街
住所:Trang Hung Dao Street.Dist.5.Ho Chi Minh
アクセス:ビンタイ市場から徒歩約10分
果物市場
旬な果物なのでどれも新鮮
チョロンバスターミナルを東出口から抜けると、Trang Tu(チャン・トゥ)通りに続きます。100メートルに満たない短い距離ですが、この通り一帯が青空市場になっていて、主に果物が並んでいます。ベトナムは常夏と思われていますが、年間を通して旬がありますので、その時々によって美味しい果物は異なります。
ここで幾種類か買って、食べ歩きをするのもチョロン散策の楽しみの一つです。
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■果物市場
住所:Trang Tu Street.Dist.5.Ho Chi Minh
アクセス:ビンタイ市場から徒歩約5分
華人の人々の生活風景
日本の中華街とは異なる光景
チョロンに住む華人の、素朴な生活を見物するのも、楽しみの一つです。華やかな日本の中華街を想像していると、まったく異なるのでびっくりすることでしょう。しかし、古びた建物の路地奥や、ちょっと衛生面に心配な市場などに、本当の彼らの生活を見ることができます。 観光地というよりは、地元の生活者が多い場所なので、彼らののどかな生活風景を見て楽しんでください。
漢字とベトナム語の併記が基本
チョロンのエリアにさしかかると、お店の看板が変わってきます。ベトナム語の看板に漢字が併記されるようになり、中国語で会話をする人が増えてきます。中華料理や漢方を扱うお店が出現してきたら、そこはもうチョロンです。
午後には撤収するので、早い時間に行くのがベスト
フランス人少女と華僑の青年の、切なくも激しい恋愛を描いた映画「ラマン/愛人」の舞台になったのがチョロン。写真右のサータイ市場の一角にある小さな家で、少女と青年は愛し合います。1992年に公開された映画ですが、いまだに多くの外国人観光客がロケ地巡りにこちらを訪れます。
チョロンは、ホーチミンの中心1区と比べて一風変わった景観を楽しむことができます。そこで築かれた文化とコミュニティは中国さながらです。半日でも十分満喫することができます。