カナダ/カナダ旅行のモデルコース

子連れで行く!ウィスラーとバンクーバー4泊6日

カナダで日本から最も近い都市バンクーバー。そのバンクーバーから車で2時間ほどの場所にあるのがスキーリゾートとして名高いウィスラー。でも、ウィスラーは夏の観光地としても一級品なんですよ。そんな大自然を楽しむ山岳リゾートと、都市と自然が調和した都市バンクーバーを、ファミリー向けに6日間でまとめました。

執筆者:下村 猛

北米で日本から最も近いバンクーバー、そしてウィスラーの大自然を楽しむ!

ウィスラービレッジはファミリーに優しい歩行者天国 (C) Tourism Whistler / Robin O’Neill

ウィスラービレッジはファミリーに優しい歩行者天国 (C) Tourism Whistler / Robin O’Neill

お子さん、特に未就学児の小さなお子さんとの旅行なら、なるべく移動は短くしたいですよね。

その点、西海岸に位置するバンクーバーは、カナダのみならず、北米全体でも日本から最も近い都市。成田から直行便が就航しており、3月からは全日空が羽田からの路線を開設。大変アクセスしやすい旅行先なので、子連れ旅行にもおすすめです。

バンクーバーだけでも、シティ滞在と自然の両方が楽しめるのですが、せっかくカナダまで来たのですが、本物の大自然を楽しむべく、バンクーバーから車で1時間半とアクセスの良いウィスラーとの組み合わせとしました。

※アクティビティなどの情報は2013年夏の情報に基づいています。

■おすすめシーズン
5月下旬から9月中旬がベスト。バンクーバーだけなら、10月初旬まででも大丈夫ですが、ウィスラーを絡めると、10月ではかなり寒くなってしまい、休業しているアトラクションが多くなってしまいます。

■成田または羽田~バンクーバー~ウィスラー~バンクーバー~成田または羽田
この行程のルートマップ

この行程のルートマップ

  • 1日目:成田/羽田>(日付変更線通過)>バンクーバー~ウィスラー
  • 2日目:ウィスラー観光またはアクティビティ
  • 3日目:ウィスラー~バンクーバー
  • 4日目:バンクーバー観光またはアクティビティ
  • 5日目:バンクーバー>(日付変更線通過)>
  • 6日目:成田/羽田

  •  

1日目 成田→(日付変更線通過)→バンクーバー→ウィスラー

バンクーバー空港の入国審査場 。先住民文化のオブジェがお出迎え (C) Blue Works

バンクーバー空港の入国審査場 。先住民文化のオブジェがお出迎え (C) Blue Works

成田からはエアカナダと日本航空、羽田からは全日空がそれぞれ直行便を毎日運航。バンクーバー到着後、ウィスラーまで車で約2時間の移動を考えると、現地到着が夕刻になる全日空は少々使いづらいところ。以下、バンクーバー空港での入国、税関手続き、出発に要する待ち時間などに2時間と考えて、3つのフライトの到着から、ウィスラーにいたる行程をシュミレーションしてみました。
  • エアカナダ 成田 16:00~08:55 バンクーバー 10:25~12:25 ウィスラー
  • 日本航空  成田 18:10~11:10 バンクーバー 12:10~14:10 ウィスラー
  • 全日空   羽田 21:55~14:55 バンクーバー 16:25~18:25 ウィスラー
日本の出発時間、現地の到着時間のバランスで考えると、日本航空がベストな選択でしょう。エアカナダだと、現地到着が早いのですが、チェックインが16時ごろのホテルが大半なので、部屋に入るまで少し時間があるのが難点。全日空だと、日本の出発時間が、小さなお子さんにはやや遅いのが気になります。ただ、現地到着後、すぐに夕食を食べて、そのまま就寝時間になるので、比較的スムーズな行程になります。

 

チェカマス川に沿って走るシートゥースカイ・ハイウェイ (C) Tourism Whistler / Mike Crane

チェカマス川に沿って走るシートゥースカイ・ハイウェイ (C) Tourism Whistler / Mike Crane

バンクーバーからウィスラーまでは、シートゥースカイ・ハイウェイという、カナダでも屈指の風光明媚な道路を通ります。レンタカーでもない限り、途中で止まることはできませんが、ウィスラーからバンクーバーへ戻る際の列車で、風景は十分に堪能できるので、ここはぐっと我慢しましょう。あと、2時間ほどの移動になるので、空港出発前のお手洗いは忘れずに!
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます