海外旅行保険/海外旅行保険の基礎を学ぼう

スカイダイビング目的の旅行と海外旅行保険のポイント

海外旅行保険に加入の際、渡航先でスカイダイビングなどの危険なスポーツが目的だと加入制限がかかります。こうした危険性の高いスポーツには海外旅行保険の必要性は高まります。スカイダイビング目的の場合の海外旅行保険のポイントについて解説します。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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スカイダイビングで海外旅行保険に加入できる?

スカイダイビングで海外旅行保険に加入できる?

スカイダイビングを海外で楽しむことが決まっているとき、海外旅行保険の加入ができないことがあります(特にインターネット契約)。これはスカイダイビングに限らず危険なスポーツを渡航先でする際には共通しています。

このような場合、海外旅行保険の手配に困ります。スカイダイビングと海外旅行保険の加入のポイントについて解説します。

スカイダイビング(危険なスポーツ)と海外旅行保険

最初に加入に制限がかかる危険なスポーツについて確認しましょう。主なものをいくつか列挙します。
  • 山岳登はん(ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマーなどの登山用具を使用するもの、ロッククライミング(フリークライミングを含む))
  • リュージュ、ボブスレー、スケルトン
  • グライダーおよび飛行船を除く航空機操縦(職務として操縦する場合は除く)
  • スカイダイビング、ハンググライダー搭乗  など
観光目的の海外旅行で考えるとスカイダイビングやハンググライダー、山岳登はんなどが一般的には多いでしょう。

海外旅行保険のインターネット加入、窓口や営業マンから対面で加入する場合でも、告知事項があり、渡航先で上記のスポーツをすることがあるかないかを記載する欄が必ずあります。

そのため、スカイダイビングをすることを伝えずに海外旅行保険に加入するのは問題です。

渡航先のスカイダイビングと海外旅行保険の注意点とポイント

スカイダイビングなどの危険なスポーツをすることが決まっている場合、通常、割増保険料が必要になります。

普通に考えると、危険なスポーツをする人としない人で保険料が変わるのは当然です。申込時に告知欄にこれらのスポーツをするのに、しないと記入すると告知義務違反になります。

生命保険の加入時に病歴を偽って書くことと同じですから、その意識は強く持っていてください。事故の際に減額あるいは免責(保険適用されない)とされることがあります。

またインターネット契約ではまず加入できませんので、違うルートから海外旅行保険に加入する必要があります。スカイダイビングなどをすることが分かっている場合は、時間に余裕を持って海外旅行保険の手配をしてください。

スカイダイビングする際の海外旅行保険の加入先

海外旅行保険をインターネットで契約する人は多いと思いますが、前述のようにスカイダイビングなどをする場合、たいていネットだと加入不可になります。

出発直前まで海外旅行保険の手続きをせずに、後で契約すればいいなどと気軽に考えていると、保険の手配がインターネットでできなかったりするので注意が必要です。

そうすると加入できるかどうかや加入先が心配ですが、保険代理店や窓口に行って、渡航先でスカイダイビングなど危険なスポーツをすることを告げて加入の相談をしてください。

自動車保険や火災保険などでお世話になっている保険の代理店などあれば、相談してみるといいでしょう。

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