マクロ撮影で威力を発揮するF2.8
レンズ先端から広角側で約3cm、望遠側で約30cmからピントが合うので望遠マクロ撮影もできる。手ブレ補正があるので暗い室内でもブレにくい
カール・ツァイスレンズは青の発色がキレイなことで知られている。派手な色ではないが深みがあって、こってりとした色が得られる
200mmを使わなくてもマクロ撮影なら絞りF2.8で背景をボカせる。この写真は絞りF2.8、焦点距離73mmで撮った。一眼レフのズームキットでは出せないボケ味だ
あらゆる撮影に対応するオールマイティーな1台
「RX10」は開放絞り値F2.8固定のカール・ツァイスレンズ搭載で高画質を明確に打ち出しています。さらに夜景や室内など暗さに強い自社開発の2020万画素1型裏面照射型センサーを採用しています。さらに有機ELを使った高精細EVFを内蔵して一眼レフ感覚で使えます。また、操作性も一眼レフライクなので上級者やプロから高い支持を受けています。ハイビジョン動画撮影に対応して外部マイクが接続できる端子類を備えています。NFCに対応したWi-Fi機能も搭載と至れり尽くせりの仕様になっています。気になる点はバッテリーが小さいので使用時間が約340枚(EVF使用時)とやや短いことぐらいです。コンパクトデジカメの画質に満足できない人、レンズ交換は面倒なので1台で全て済ませたい人、液晶モニターは使い難いのでEVFで撮影した人にオススメのモデルです。