フォーサーズ陣営の旗艦、ついに更新さるる

ついにフォーサーズの旗艦となるE-3が発売された。
E-1発売から4年、フラグシップといえどもかなり……いや、非常識といってしまっていいレベルで後継機種が発売されずにいた。
ようやく発売されたE-3はどのようなデジタルカメラとなっていただろうか。
見てみるとしよう。

オリンパス
E-3
市価 198,800円
07年11月23日発売

最初に手に取ったときに感じたのはE-1とかなり似たスタイリングであるということ、そしてモードダイヤルがないということだった。
プログラム、絞り優先といったモードを変更するものだが、これはフラッシュ横のモードボタン+コマンドダイヤルで変更するようになっている。

また、ISOやホワイトバランスといった機能を変更するボタンは独立したものが存在しており、それぞれ+コマンドダイヤルで変更するようになっている。
こういった独立型のレイアウトになっている場合、慣れてくるとファインダーから目を外さなくても変更できるという利点がある。

ISOやWBは右手人差し指で押せる独立ボタンがあり、簡単に変更可能。

まあ、筆者の場合は延々と使ってきたE-1と微妙に異なるレイアウトに最初はストレスを感じていたのだが、慣れるにしたがってE-3のほうが手に馴染んできた。

大きく確実なファインダー

そのファインダーだが、実に大きく表示されて快適である。
ファインダーにはそれぞれの機種で倍率というものが存在しており、基本的には大きく表示すればするほどコストがかかる。
たとえばEOS KissデジタルXなどでは0.8倍。E-410で0.92倍となる。
ただ、これには撮像素子の大きさも関係するので、倍率だけで一概にどうこうとは言えない。

ファインダーは大きく、視野率100%であることも相まって快適そのもの。

フォーサーズはデジタル一眼レフの中ではもっとも小さな素子を搭載しているので、ファインダーの大きさでは元々から不利なのである。
そんな中、E-3のファインダー倍率は1.15倍。APS-Cサイズの撮像素子を搭載している中上級機と比べても遜色はない。むしろ大きく感じるほどだ。
かなりピントの山も分かりやすく、撮りやすかった。
マクロの微妙なピント合わせも充分に可能であると感じた。快適な撮影生活を送ることができるはずだ。

E-410を使っているときはさほど感じなかったが、E-3を使ってからE-410を使うと絶望的なまでにファインダーが狭く感じてしまう。
まあ、エントリークラスはおしなべてコストカットのために倍率は低くなっているのでやむをえないところではあるが。
また、ファインダーの視野率も100%となっており、このあたりもオリンパスのフラグシップ機であることへのこだわりが感じられる。
その他にも強力な機能を満載している。特に驚かされたのは、オートフォーカス性能だ
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