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液晶フルオート一眼 α350レビュー

ようやく普及してきたデジタル一眼レフでのライブビュー。しかし、オートフォーカスの操作がしにくいものが多かった。α350はある工夫によってライブビュー撮影を圧倒的に操作しやすくしたというが……?

清水 博之

執筆者:清水 博之

デジタルカメラガイド

新たなαの血統 液晶フルオート一眼 α350

α100の後継機となるα200の登場は多くのユーザーが予測していただろう。
しかし、α350(そして北米では発売されているα300)の登場に関しては予想外であったというのが実際のところだ。
ソニーの底力を思い知らされたともいえる。

ソニー
α350
89,800円(ボディのみ)
08年03月07日発売

α350は簡単にいってしまうと、α200のボディに可動式液晶ディスプレイと1400万画素CCDを搭載したものだ(ちなみにα300はCCDもα200のそれと同じ)。
一見しただけではα200と区別がつかない。特に前から見たときの差異はロゴのみだ。

前から見たときはほとんど違いが見つからない。

実際、多くの部品を共有していると思われる。
この2機種の外面上の違いはロゴを除くと2点。グリップと液晶ディスプレイとなる。
最大の差異はライブビューに対応した液晶ディスプレイ。まずはこのライブビューをじっくりと見ていくとしよう。

液晶ディスプレイは上下のみの可動となっている。

α350の液晶ディスプレイは上下に可動するタイプのものだ。E-330やE-10と同様のタイプである。
可動域は上に130度、下に40度。実際に試してみたところ、ローアングル・ハイアングルともに問題のないレベルであった。
ライブビューに変更するには、スイッチをONにするだけ。アイピースシャッターが自動的に閉じてくれるのはありがたい。

ライブビューに切り替えるスイッチ。非常に楽。

E-3のレビューでも書いたように、ライブビューと可動液晶ディスプレイの相性は抜群。この組み合わせで使用してから、可動液晶ディスプレイなしのライブビュー対応のデジタル一眼レフを使うと欠陥品なのではないかと思えるようになってくるほどだ。
特にローアングルの撮影においては大きな液晶ディスプレイを使えることはありがたい。
ハイアングルでも優秀なボディ内蔵手ぶれ補正機構のおかげで、かなり手ぶれのない画像を得ることができる。

ただし、E-3やDMC-L10のように液晶ディスプレイを展開できる機構はない。そのため、縦位置にしたときは通常の液晶ディスプレイと同じように撮影しなければならない。
だが、縦位置にしたときの視認性はかなり悪い。構図を取ることはできるが、露出などを確認できるかというと厳しいといわざるをえない。

その他にもライブビューを使うときに、いくつか注意点がある。
Page2へ)

・Page1 もうひとつのエントリークラス α350
・Page2 ライブビュー+可動液晶ディスプレイ=快適
・Page3 ライブビューの視野率に注意
・Page4 ステップアップ先のデジ一眼
・Page5 α350 スペック&実写画像
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