投資信託/ファンドの種類を紹介

あなたに合う投資信託のタイプを探そう(3ページ目)

投資信託選びは結婚相手探しと同じ。自分との相性が合わなければうまくいきません。投資信託の5つのタイプの特徴と、それぞれがどんな運用ニーズを持つ人に合うのかをご紹介します。

執筆者:村岡 里香

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世界中の株や債券がブレンドされたバランス型投資信託。株式の割合が大きいほど値動きのブレ幅は大きくなります。

世界中の株や債券がブレンドされたバランス型ファンド。株式の割合によってリスクとリターンの大きさは違ってきます。

さて、これまで4つのタイプの特徴を見てきましたが、いずれも一長一短があります。

資産運用の世界では、一つのタイプだけではなく、性格の違う複数のタイプに分けて投資することで、全体のリスクが抑えられ、安定的に運用できると言われています。この分散投資を実現するには、自分に合う資産配分を考え、ひとつずつ投資信託を選び、管理していくことが必要です。

それを一本で簡単に可能にしてしまうのが、次のタイプのファンドです。


これ一本でリスク分散!バランス型ファンド

バランス型ファンドとは、国内外の株式や債券など複数の資産にあらかじめ分散投資するもの。リート(不動産)などサブ的役割の資産も組み入れるものもあり、中身や割合はファンドによって異なります。中には資産の配分が機械的に変化するタイプも。自分に合った資産配分のものを保有すれば、投資する商品の選択、配分のメンテナンスはファンドにおまかせできるというわけです。投資ビギナーや、忙しくてあれこれ管理する時間がないという人にはとても便利なタイプです。

ただし、「株式だけを今売りたい」などと思っても、自由にバランスを変えることはできません。これから徐々に自分の考えを持ちながら積極的に運用したいという人は、複数のタイプのファンドを選んで、自分仕様のバランスファンドを作るのがベストです。


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