パズドラZ 100万本出荷達成!
スマートフォンで猛威をふるったパズドラが3DSに登場!
結論から言いますと、売れました。ガンホーは2013年12月20日に「パズドラZ」の出荷が100万本を達成したと発表しています。実売ベースでも初週で50万本を突破。クリスマス直前のさらなる需要増を考えると、実売の方もさらにここから伸びていくことが想定されます。
もちろんスマートフォンでの知名度があればこそではありますが、それでも初週50万本以上って、ちょっとすごい数字です。そして3DSで売れたということは、ただ単にパッケージでも儲けが出たという以上のことを意味します。
狙っていたのは低年齢層
デザインのトーンも、子ども向けを意識している印象
パズドラZは1番最初の発表時点から、「月刊コロコロコミック(以下コロコロ)」との連携を打ち出していました。パズドラZを制作しているという発表はWeb上で行われましたが、その時点から詳細情報はコロコロでと、コロコロコミックでの展開を打ち出していました。ちなみにその時の煽り文句が「宇宙最速情報をチェックしよう!」というもので、完全に小学生を意識していたことが伺えます。
つまり、スマートフォンを持っていなくて遊べない、あるいは両親のを貸してもらうぐらいで自由に遊べない、だけどこれだけ流行ってCMもやっていると遊びたくなる、そういう小学生あたりの低年齢層をターゲットにして、クリスマスプレゼント需要や、あるいは年明けのお年玉需要をもくろみ、年末商戦に投入したと思われます。
そして初週50万本以上という結果をみる限りは、その試みは成功したと言えそうです。かなりの数の子ども達がパズドラZを遊んでいることは疑いようもありません。そしてこのことは、スマートフォンのパズドラにも影響していくと考えられます。