自動車保険

初めての自動車保険。どうやって選ぶ?(2ページ目)

はじめて自動車保険に加入する時、どこで加入しようか?と考えたことはありますでしょうか?1998年の“保険の自由化”以降、“選んで決められる”だけの選択肢が増えた一方、選ぶ難しさも増しています。そこで、これからはじめて自動車保険に入る人、そして見直しを検討している人に知っておいてほしい自動車保険の選び方のポイントをまとめてみました。

執筆者:石川 英彦

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“レベルの高い対応力”が売りのダイレクト型

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レベルの高い対応力がダイレクト型の売り

ダイレクト型自動車保険はその安さが売りとされていますが、着目して欲しいのはコールセンターの対応力です。顔が見えない相手に対して、安心感や納得感を提供しなければならないダイレクト型のコールセンターの対応レベルは高いアベレージにあると言えます。よって、加入時や事故の時、特に知った人に対応してもらわなくても大丈夫な人であれば、十分なサポートを受けられるでしょう。中には、事故現場に駆けつけてくれるサービスまで用意している保険会社もあります。また、代理店型に比べて商品性が明確です。

特徴的なのは、年間走行距離で保険料に違いを出している保険会社があること。年間走行距離が少ない人は保険料が安く済むメリットがあります。逆に多い人でも、年間走行距離を保険料計算に採用していない保険会社を選べば、採用している会社に比べて安く済む可能性があります。その他、特約や付帯サービス、ロードサービスは各社特徴があり、商品性がバラエティに富んでいるのがダイレクト型自動車保険です。

ダイレクト型の自動車保険を選ぶ際は、一括見積もりが便利です。気になる保険会社で直接見積もりをするのもよいでしょう。一括見積もりでは条件をまったく同じくして比較することはできないので、あくまで参考程度にして、あたりを付けたら各保険会社で個別に見積もりをしてみることをお勧めします。
(参考:記事「自動車保険の比較サイト、ここに注意!」)
 

ワンストップで便利なディーラー

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何かと便利なディーラー

さて、ダイレクト型はやっぱり苦手、という人は代理店で加入することになりますが、最も身近な代理店は車のディーラーや修理工場でしょう。保険販売は“兼業”ですが、自動車販売・修理が専業ですから、事故後の修理と保険金の請求についてはワンストップで相談ができます。加入や継続などの手続きについても、いつも懇意にしている車屋さんが窓口であれば安心で便利でしょう。車のことならとにかく窓口が一つがよいという人におすすめです。




次のページでは「保険全部を任せたいなら“プロ代理店”」を紹介します。
 
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