ヒエラポリス - パムッカレへの道
急な斜面には棚ではなく、鱗のような模様ができあがる ©牧哲雄
まずは世界遺産にも登録されているイスタンブールに飛ぶのが一般的。直行便はトルコ航空が運航している。
見事に連なった石灰柱 ©牧哲雄
パムッカレの基点は、パムッカレ村か、空港もあるデニズリ。イスタンブールからデニズリは飛行機で約1時間、バスで約10時間。デニズリからパムッカレは車で約30分。カッパドキアのギョレメ村へは約10時間。
■周辺の世界遺産
近郊の世界遺産としては、西約160kmに「エフェソス」があるほか、その南西50kmにギリシアの世界遺産「サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿」、さらに南西60kmほどに「パトモス島の "神学者" 聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区[コーラ]」がある。
また、南180kmには「クサントス、レトーン」があり、その西100kmほどにギリシアの「ロードス島の中世都市」がある。東330kmには「チャタルホユックの新石器時代遺跡」、その北東220kmには「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」がある。
イスタンブールに入る人は「イスタンブール歴史地区」を見ることもできる。その周辺にもいくつか世界遺産があるが、こちらはリンクの記事を参照してほしい。
ヒエラポリス - パムッカレのベストシーズン
上から見下ろした石灰棚。さすがの絶景 ©牧哲雄
冬はローシーズンだが、その代わり人も少なく、落ち着いて観光できる。
世界遺産基本データ&リンク
その景観は、まさに綿の城 ©牧哲雄
登録名称:ヒエラポリス - パムッカレ
Hierapolis-Pamukkale
国名:トルコ共和国
登録年と登録基準:1988年、文化遺産(iii)(iv)、自然遺産(vii)
【関連記事&サイト】
- エフェソス/トルコ
- イスタンブール/トルコ
- カッパドキア/トルコ(複合遺産)
- メテオラ/ギリシア(複合遺産)
- ティカル国立公園/グアテマラ(複合遺産)
- マチュピチュの歴史保護区/ペルー(複合遺産)
- トルコ政府観光局(トルコ共和国大使館の日本語公式サイト)