石窯ガーデンテラスのテラス席
今回ご紹介するのは、もともと鎌倉にあった洋館、古民家を蘇らせて、見事な雰囲気づくりに成功しているお店。
大正時代に建てられた洋館を改装し、ナチュラルな雰囲気のイングリッシュガーデンに面したテラス席で食事をいただける『石窯ガーデンテラス』、鎌倉の古民家レストランの先駆けともいえる存在で、古い民家を鎌倉の現代(イマ)にあわせて再生した『0467 Hase kamicho』の2軒のレストランを訪ねてみました。
洋館レストラン 石窯ガーデンテラスへ
『石窯ガーデンテラス』は、浄妙寺というお寺の境内の中にあります。最寄りのバス停は、鎌倉駅東口からバスで10分ほどの『浄明寺』バス停。ここで、「あれ?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。バス停の名前は『浄明寺』なのに、お寺の名前は『浄妙寺』で、発音は同じだけど、漢字がちがう。
これには理由があって、浄妙寺は、鎌倉五山第五位に列する格式の高いお寺。お寺に遠慮して、このあたりの地名には違う漢字を当てたのだそうです。
レストランがお寺の境内の中にあるので、拝観入口で拝観料(100円)を納めます。
木々の茂る自然豊かな境内の坂を3分ほど登っていくと、左手に、オレンジ色のレンガ屋根の白い洋館が見えてきます。
大正11年にドイツ人の設計によって建てられ、戦前は貴族院議員の邸宅として使われていた洋館をレストランとして改装。
2003年5月、本格的なフランス式石窯で焼いた石窯パンを楽しむことができるレストラン『石窯ガーデンテラス』としてオープンしました。