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ホンダオデッセイが新車時の半額になってきた!(2ページ目)

ミニバンの乗り心地を飛躍的に高めた功労者と言っていいホンダオデッセイ。その新型である5代目が先頃デビューしましたが、今回取り上げる4代目は、7人乗りのステーションワゴンかよ!と思わずつっこみたくなるほどのスタイリングが魅力でした。それがついに新車時の半額以下で買えるようになってきました。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

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7人が快適に移動できるステーションワゴン!?

2008年10月に登場した4代目オデッセイ。2.4LエンジンにCVT(アブソルートはパドルシフト付き5AT)の組み合わせでした。ただしノーマルはレギュラーガソリンで、アブソルートはハイオクです。
オデッセイundefinedインパネ

旧型になったとはいえ、この未来的なインテリアは今も魅力的。メーターやモニター、スイッチ類が囲むドライバーズシートは、シートがベンチタイプでもやる気をそそられます

もはや同社のお家芸である低床・低重心設計により、見た目だけでなく、ミニバンらしからぬハンドリングが味わえます。特に専用の足回りまで奢られたアブソルートは快速ステーションワゴンみたい。

そうなんです、今や日本メーカー製としては貴重な、ステーションワゴンと捉えれば、この旧型の魅力はまだまだ捨てたもんじゃないですよ。しかも最大7名まで乗れるし。

とはいえ7人がちゃんと道中を過ごせるというミニバンとしての矜持もあります。例えばシートの配置はV字(前席が開口部で3列目に向かって閉じる)になっているので、後席でも視界の抜け感があります。

またAピラーの形状等を見直すことで、運転席からの視界もすっきり。そのほか各席の居住性も3代目から改善されています。
オデッセイundefinedシート

2列目シートが大きく前方へスライドするのと、2列目の開口部が広がったこともあり、3列目シートへのアクセスは、3代目よりスムーズ。アブソルートの前席はよりサポート性の高いスポーツシートとなります

アブソルート以外の2WD車には燃費走行を可能にするECONスイッチが備わります。結果、13.2km/L(10・15モード燃費)とまずまずの低燃費を実現しています。

そのほか横滑り防止のVSAやディスチャージヘッドライトを標準装備するほか、M以外にクルーズコントロール(Liは前車追従機能付きとなるACC)、LiとLには運転席/助手席/2・3列目の3ゾーンでそれぞれ温度設定できるエアコンが標準装備されています。

またオプションですが、後方や前方、サイドの死角を映し、駐車時に俯瞰で車を捉えることもできるマルチビューカメラシステムが用意されました。

それがいよいよ新車時の半額以下で買えるようになりました。とはいえ、私のような、ステーションワゴンみたいなところが好き! という少数派もいるので、ここからそう簡単に値落ちはしにくいと思います。

逆に、私の場合なら純正のホンダインターナビなど、オプション等の装備類にこだわって、じっくり選んでいいと思います。少数派がいるおかげで、中古車価格はそう値が下がらないと思うからです(下がったらごめんなさい!)。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

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