個人旅行のメリット

逆に、トルコ旅行は二度目以降なので、今度は一つの都市でもっとゆっくり滞在したい、自由な旅行を満喫したい、という希望がある場合は、個人旅行がお勧めです。

ブラブラ町歩きだって旅の醍醐味

ブラブラ町歩きだって旅の醍醐味

というのも、パッケージツアーは安心・便利な反面、かなり自由が束縛されるのも事実。ある程度の人数が揃って初めてツアーが催行されるので、自分(達)以外にも多くのお客さんがいて、同じバス・同じホテルで一週間以上共に過ごすことになります。集団行動になりますから、朝の起床、出発時間、観光時間、食事時間……全てにおいて時間制限が。「今日は疲れたから、明日はゆっくり起きて街歩きしたいねー」とか、「あ、ここ素敵な場所だからもう少し滞在したいな」なんていう希望はなかなか叶いません。

とりわけ広大な国土を持つトルコのパッケージツアーにおいては、短期間でより多くの都市をゴリゴリまわりまくってお得感を演出しているツアーがほとんど。「たくさんの都市をまわれる」=「一つの都市での滞在期間が短い」ことになります。その上一日に何時間もバスで移動しなければならないことも多くなり、ツアー会社としては決められた時間内に決められた場所を訪れるために、ある程度急がなければならないという実情があるのです。

また、パッケージツアーの多くは破格の安さを演出するためにお土産屋に寄ります。もしトルコ石、皮製品、絨毯に興味がある場合は、ツアーで指定されたお店で買えば、仮に後から返品したい場合にも対応してもらえるなど、補償的な面でも安心ですし、トラブルに巻き込まれる可能性も低くなるのでよいでしょう。ただし、全く興味がない人には、忙しい行程の中でお土産物屋に寄られるのはちょっと辛いですよね。

どうせなら、美味しいトルコ料理が食べたい!

どうせなら、美味しいトルコ料理が食べたい!

もう一つは食事の問題。パッケージツアーではレストランがあらかじめ決められている場合がほとんどですが、これはツアー料金が如実に反映されるポイント。短期間で安いツアーだと、こうしたレストランの質はどうしても落ちてしまいます。旅での食事に重要ポイントを置く人、自分でレストランを選びたい人、または現地のB級グルメも色々試したい!という人だったら、まず個人旅行がお勧めです(詳しくは下記「パッケージツアーの選び方 3」を参照」)。

 

パッケージツアーの選び方1 旅行日数

旅行日数を考える場合、まず飛行時間が関わってきます。トルコは直行便でも片道12時間半かかりますから、往復で25時間。空港までの時間や待ち時間を含めると、1日半は飛行機移動に費やされる計算になります。

バスそのものの乗り心地はなかなか

バスそのものの乗り心地はなかなか

また、国内移動も考えなければなりません。日本の2倍の面積があるトルコに散らばった観光名所を一つ一つ訪れる場合、その多くはバスでの移動になります。間で一回飛行機利用を含めても、バスでの全行程はなんと2,000km以上! バスが時速100キロで進むと考えるても、これまた丸一日はバス移動に充てられる計算になります。

ここで、多くのパッケージツアーが催行しているトルコ基本訪問都市を見てみましょう。カッコ内は、ガイドが想定する「最低でもこれだけの時間をかけたい」という目安です。
  • イスタンブール(2日)
  • アンカラ(半日)
  • カッパドキア(1日半)
  • コンヤ(1日)
  • パムッカレ(半日)
  • エフェソス(1日)
  • ベルガマ(半日)
  • トロイ(半日)
上記の観光名所を全てまわると、計7日間半。飛行機移動の1日半と、バス移動の1日を計算すると、最低10日間はトルコ旅行にかけて欲しいところ。

ただ、多くのパッケージツアーは日本人の休暇計画に合わせて8日間程度に収めているところがほとんどで、この場合、観光名所のうちアンカラ、又はベルガマを外しているパターンが多くく見られます。

パッケージツアーの日数について、ガイドの意見としては、この「丸々8日間」が最低ライン。これより短期間のツアーだと、体力的にかなり消耗するスケジュールだったり、訪れる観光名所が少なかったりするため、あまりお勧めできません。

パッケージツアーにはほとんど含まれていない地中海・エーゲ海地方も、実はお勧め(ボドルム)

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一方、個人旅行の場合は都市間の移動がパッケージツアーほど要領よくいかないので、どうしても国内での移動に時間がかかります。最寄りの町までバス又は飛行機、そこから地元の交通機関で移動……となるからです。このため、「イスタンブールとカッパドキアだけ」とか「イスタンブールと地中海地方のリゾート地」という風に1~2都市のみ訪れたいような人は、個人旅行を選択して、自由に計画を立てるのがいいでしょう。