連作障害に注意!

同じ所で同じ品種を作り続けていると、生育が悪くなったり病気になりやすくなったりすることがありますが、これを「連作障害」といいます。土壌の微生物のバランスが崩れることなどが原因とされていますが、特に連作障害が出やすい作物は、ダイコンやコマツナなどのアブラナ科の植物や、トマトやナス、ジャガイモなどのナス科の植物です。

この連作障害を防ぐためには、ひとつの畑を3~4のエリアに区切り、それぞれ、違う作物を育て、次のシーズンにはその作物をずらしていく、「輪作」という方法を使います。合理的な輪作の例として、イネ科(トウモロコシ等)→マメ科(エダマメ等)→根菜類(カブ等)があげられます。イネ科の植物は、地力を増強し、マメ科植物の根は窒素を固定するので、肥料分となる窒素を増やしてくれ、根菜類は土を深く耕してくれるのです。

また、土壌中の微生物が活発に活動していれば、連作障害は気にする必要はないとも言われています。やはりここでも、常に、土を団粒構造の良い状態にしておくことがポイントとなります。

その他の注意点

そのほかに気をつけなければいけないことは、作物どうしの株間を十分に空けることや、肥料の与えすぎないことなどがあります。株間が混み合って風通しが悪くなると、病原菌が活動しやすくなったり、害虫の居心地が良くなって、害虫の大発生の原因にもなります。また、必要以上に肥料を与えすぎると、植物体がやわらかく育ってしまい、やはり、病害虫のリスクが高まってしまうのです。

上記のことに注意することが、病害虫を防ぎ、健康に育てることにつながり、農薬の使用を極力控えた、おいしい野菜を収穫することにつながります。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。