紙袋アレンジラッピング……ミシン縫いのコツ
紙袋をアレンジしてみよう
材料と道具
- 1穴パンチ
- 角底袋
- 割りピン
- 飾るための切り抜きなど
- 中に入れるもの(今回はキャンディー)
- 糊または両面テープ
ミシンステッチ紙袋の作り方
1.袋の底部分を半分に折りたたみます。 2.底を折りたたんだら、写真内の直線で示している位置にミシンでステッチを入れます。(記事後半の「紙にミシンステッチを入れるときのコツ」も参考にしてください) ステッチが入りました。 3.上部を一折りして、真ん中にパンチで穴を開けます。 4.紙袋の表面を飾ります。お好きな切抜きやタグ、シールなどを貼ります。今回は海外のカレンダーをパッケージラベル風に貼ってみました。 5.中身を入れ、割りピンで留めます。お腹だけ膨らむ、可愛い形になります。
紙を縫うときのコツは続きからどうぞ。
紙をミシンで縫うときのコツ
ミシンを使って紙にステッチを入れるには、幾つかのコツがあります。- ミシンの針目を大きめにする 通常わたしが紙を縫うときはコンピューターミシンの縫い目の長さ設定を4に合わせています。(布を縫うときには2.5や3で縫っています。)縫い目が近すぎると、紙が破れやすくなってしまうことがあるからです。お使いのミシンによって異なりますが、布を縫うときよりも大きめの針目をお勧めします。
- ゆっくり縫う 家庭用ミシンで布以外のものを縫うことは推奨されておらず、故障の原因になると言う人もいます。そこで、ミシンのモーターや送り歯に負担をかけないような縫い方を心がける必要があります。ゆっくり縫い進める、厚いところは無理をせず回し車を手で回して針を進めるなどしましょう。
- 手でゆっくり送ってあげる 紙は滑りやすく、ミシンの送り歯がうまく動作しないこともあります。その場合は手を添えて、少しずつ向こう側へ送りながら縫ってください。このときミシンのスピードより速く進めてしまうと、縫い目が揃わないばかりかミシン針が折れるなどのトラブルにつながりますので気をつけましょう。
- 縫い糸は太めがおすすめ 今回のようなクラフト紙でできた紙袋を縫うなら、太めの糸を使います。ジーンズステッチ用の糸などです。ミシン針も太い糸に合うものに換えてください。なお、トレーシングペーパーなど薄手の紙を縫うときは、細い糸と針でも大丈夫です。
- 同じ箇所を縫わない 紙を縫うと穴が開いてしまうので、布と違って失敗してもやり直しができません。同じ箇所を何度も縫うと破れてしまいますので注意しましょう。同じ理由で、縫い初めと縫い終わりの返し縫いはしないほうがいいでしょう。
紙とステッチの組み合わせは、創作の幅を広げてくれます。縫う範囲が小さい場合は手縫いでも可愛いものができますよ。アイデア次第でラッピングにも取り入れやすいテクニックですので、ぜひ挑戦してみてください。
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